8月27日、お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーさんのYouTubeチャンネル「カズレーザーの50点塾」では、視聴者からの相談に答える動画を公開。現代の学校教育のあり方に鋭い指摘をし、注目が集まっています。
(画像:時事通信フォト)
■教員に向いてそうなカズレーザー、その気は「全くない」言い切る驚きの理由…!?
今回の動画では「カズレーザーさんは教員に向いていると思いますが、先生になろうと考えたことはありますか」との質問があり「全くないです!」と即答するカズレーザーさん。
「子どもってうるさいじゃないですか。自分含めてうるさかったと思うんですけど、そういう個体を30人40人相手にするってめちゃめちゃ大変で割に合わねぇなって、やっぱその時から思ってましたね」と、子ども時代から教員は割に合わない職業だと考えていたそうです。
また、教員という職業について「全員が違うのに、画一的な教育をしなきゃいけない」「しかも、それが上手になっても『それは古いやり方だ』って批判されるじゃないですか。結構スゴイことなんですけどね。全然違う個性を持った人たちに共通なものを教え込むっていうのは」とリスペクトも持っているカズレーザーさん。
「個別な教育、少人数教育の方がいいってのは誰だってわかってることで、でもそれがコスト見合わないからしゃーなく色んな折り合いつけて、ああやって教育スタイルになってて」「それが上手くなってる先生っていうのは、どこかで尊敬されるべきだと思いますけどね」と、教員の素晴らしさについて語ります。
また「どうしても批判されがちなんで今、古臭いスタイルだって。そのスタイルが変わんないっていうのが問題だと思いますけどね。時代に即して変わった方がいいと思いますけど」と、今の教育についても問題提起。
そして「ワーワー騒ぐ子どもたちにちゃんとしたものを教えられる先生っていうのは結構いいノウハウ持っているので、あれはなくさない方がいいと思いますね。継承した方がいいと思います」と提案しました。
■大学受験に悩む高1にカズレーザー「夢は低く持たない方がいい」
続いて「大学は旧帝大以上に行きたいと思っています」という高校1年生から、カズレーザーさんにアドバイスを求める相談が来ます。
カズレーザーさんは「旧帝大以上ならどこでもいいんだったら、比較的、相対的な偏差値が低くて倍率の低い学部を選んでください」と回答。
ただ「あんまりそういう理由だけで選ぶのはオススメしないですけど」と言い「まだ高1なんだから東大なり海外の大学なりいくらでも行けるんだから、あんまり夢は低く持たない方がいいと思います」と前向きなアドバイスをしました。
■カズレーザーの回答に視聴者「愛を持って厳しく言ってくれる」
他にも「固定概念に縛られていないか判断する方法」「理系と文系どちらを選べばよいか」などの相談に答えたカズレーザーさん。
今回の動画に対し、ネット上では「カズさんの良い所は愛を持って厳しく言ってくれるところ」「このコーナーずっと観てられる。ハマる」「参考になります」との声が上がっています。
どの質問でも鋭い指摘をするカズレーザーさんに納得させられた視聴者も多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
カズレーザーの50点塾
https://www.youtube.com/watch?v=AV09Crd73kI
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)