平日の夕方4時55分から放送されているテレビ番組「5時に夢中!」(TOKYO MX)。8月1日の放送では、子どもの整形についてマツコ・デラックスさんが持論を繰り広げ、話題となっています。
(画像:時事)
■整形でなりたい"目"はトレンドによって左右される?
【5時に夢中!】8月1日(月)
あなたは盛大に転んだ人を見たことがありますか?
★マツコ・デラックスさん、若林史江さんへのメッセージもお待ちしております!https://t.co/CVymEQQIiQ #gojimu#マツコ・デラックス #若林史江— 5時に夢中!TOKYO MX (@gojimu) August 1, 2022
番組では子どもから「整形をしたい」と言われたお母さんからの相談が取り上げられ、賛成派と反対派の様々な意見が紹介されます。
スタジオの株式評論家・若林史江さんは「私もし、娘でも息子でもいいけど『やりたい』言われたら『どうぞ』って言うと思う」と賛成派であることを主張。「鏡を見て自分に対してのその、なんだろう、劣等感じゃないんだけど、外に出ることが恥ずかしいとか見られることが恥ずかしいとか思いながら過ごしているのであれば、そこを改善してあげたいんですけど」と理由を説明します。
その上で、まずはプチ整形など、まぶたを切開しない方法からスタートすることを提唱した若林さん。大人になって「一重がカッコいい」と思った際の後悔を少なくさせてあげたいと考えているそうです。
この話を聞いたマツコさんは「幅広のさ、まん丸の目が流行ってさ、整形しちゃってる人は今『くそッ』って思ってると思う。ちょっと今は涼やかな目の方に(流行りが)なってきたじゃん」と反応しました。
■子どもの整形はアリ? マツコ「自分で調整ができる範囲の整形にしといたほうがいい」その理由は?
マツコさんは「メイクで補える部分はメイクで補ったほうがいいと思うのよ」と考えているそう。
「そういう流行り廃りもあるし、自分の気持ちもあるじゃん?クリッとした目がいいと思ってたら、大人になったら切れ長の目がいいなと思っちゃったりする、人間の趣味なんて変わるからさ」と続けます。
そのため「できるだけ、自分で調整ができる範囲の整形にしといたほうがいいかなと思う」と話しました。
さらに、若林さんから「二重は一重にできないけど、一重の人は二重にできる」と投げかけられると、マツコさんは「そう。一重ってなんでそんなにみんな嫌がるのかなって。私、結構幅広の二重だから、メイクとかも映えないのよ」とデメリットを伝えます。
「一重の人ってファンデとかも綺麗に乗るし、すごいシャープな目にしようと思ったらできるし、クリクリ二重にしたい時はアイプチすればいいんだから」と続け「なんか勿体無いなと思うんだけど、二重にしちゃうの」と素直な意見を明かしました。
■マツコ、子どもの整形に反対する理由とは?「それまでに顔決めちゃうのって勿体無い気がするんだよね…」
これらの議論を繰り広げ、若林さんは「そこまで話をした上で、やりたいと言うのであればやらせてあげたい」と自身の考えを明かします。
マツコさんは「もうちょっと自分で分別、分別っていうのは倫理観とかではなく、ファッションだったり、思考だったり、センスだったりっていうのがもうちょっと自分で理解できるようになるまではいじらないほうがいいかなと思うんだよね」と話しました。
「自分がどういう風に生きたいとかさ、どういうカッコいい女でいようとかさ、そういうのって結構ちょっと後になってからじゃないとわからないじゃん?それまでに顔決めちゃうのって勿体無い気がするんだよね」と話し、自身の"生き方"が定まった後に整形に踏み切るべきだと考えているようです。
加えて「中にはお母さんが(整形を)やっちゃってる人いるじゃない?やった後に旦那と出会い、そして…って人はさ、罪の意識があるだろうと思うのよ。お母さん側が『ごめんね。でも言えないの』っていう」と、お母さん側のバックグラウンドもこの議題の賛否にかかわると主張。
「なんで、おじいちゃんに似たのかしらねえ?」と冗談を交えつつ「そういうパターンってあるから。そういう時はどうにかしてあげたいって思うだろうね」と話しました。
ネット上では「トレンドの度にその形に整形するわけにもいかないですよね」「わかるー。一重の人はメイク楽しめそうで羨ましいけどこれきっとないものねだりなんだと思う」といった声が見られました。
さらに「子どもの頃整形したくなる気持ち分かる気がする」と、子ども側の視点に立った意見もあがっています。
子どもの整形というのは親目線でも非常に悩ましい問題なのかもしれませんね。
だからこそ、マツコさんや若林さんの意見が非常に参考になったという人もいたのではないでしょうか。
(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)