9月21日、KinKi Kidsの公式YouTubeチャンネルでは『サマルェカダス 〜another oasis〜』の歌唱動画が公開されました。
この曲がライブの伏線回収になっているとファンの間で話題になっています。
(画像:時事)
■あの名シーンをプレイバック!
今回の動画前半には、アカペラで『サマルェカダス 〜another oasis〜』“らしき曲”を歌う堂本剛さんの姿が。
このシーンは今年7月21日に公開された「KinKi Kids’ 26th Birthday MINI LIVE」のひとコマです。
さて、なぜ“らしき曲”という言葉を使ったのかというと『サマルェカダス 〜another oasis〜』を歌うはずが、ミニライブでは全く違う曲に仕上がってしまったからです。
実は、「KinKi Kids’ 26th Birthday MINI LIVE」では、26年間で350曲以上の歌を世に送り出してきたKinKi Kidsの曲の中から光一さんが剛さんにクイズを出すことに。
光一さんから曲のタイトルを聴いて、剛さんが歌って見せるという内容でしたが、見事なまでに不正解を連発。剛さんがオリジナルの曲調を作ってしまい、、光一さんもぶたっぱなになるほど笑っていました。
中でも29枚目のシングル『スワンソング』に収録されている『サマルェカダス 〜another oasis〜』の正解が分からず、剛さんが歌ったのは寺尾聰さんの名曲『ルビーの指環』に似たオリジナルソング。
そんな姿を見た光一さんは大はしゃぎするのでした。
■原型を留めていなかったあの曲が「隠れた名曲になった」
そして今回は、改めて『サマルェカダス 〜another oasis〜』を歌った二人。
あんなに原型を留めていないオリジナルソングを披露していたのにも関わらず、二人でステージに立ち“いざ歌う”となると、長年ライブで歌ってきた一曲のような仕上がりに。
ノスタルジックな雰囲気漂う歌唱に、ネット上では「待ってました!」「この前はうろ覚えだったのに…本気バージョンがこんなに素敵になるなんて」「さすがKinKi 予想を超える素晴らしさだった」「エンタメとしてもKinKi Kidsはベテランアイドル!伏線回収ありがとう」などの声が上がっています。
さらに「マイナー曲だったのに隠れた名曲になった」「これぞKinKi Kidsのコンサートって感じでたまらんっ」「ライブの様子も入れてくれるとか編集も神ってる」など、歓喜する人も。
■作詞作曲はマシコタツロウ!良い曲に決まってるっ
また、ファンの中には「作詞作曲がマシコタツロウさんだから良い曲に決まってる!」という人も少なくありませんでした。
マシコタツロウさんはKinKi Kidsの24枚目のシングル『Harmony of December』や、秋元康さんが作詞を手掛けた『変わったかたちの石』、松本隆さんが作詞をした『高純度romance』の楽曲などを生み出してきました。
KinKi Kids以外には一青窈さんの『ハナミズキ』を作曲していることでも有名です。
そんな名曲をつくってきたマシコタツロウさんの楽曲ということもあり『サマルェカダス 〜another oasis〜』もファンの心に刺さったようです。
『サマルェカダス 〜another oasis〜』がリリースされて約14年。当時は30歳になったばかりの二人が歌っていました。
長年の時を経て40代の二人が歌うこの曲も素敵だったので、是非年末年始のコンサートでも披露してほしいですね。
(文:霧島みつき/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)