3月4日放送の「やすとものいたって真剣です」(テレビ朝日系)では、お笑いコンビ・笑い飯がゲストとして登場。笑い飯・西田幸治さんが「M-1グランプリ」決勝で島田紳助さんから100点満点をもらった時の心境を明かして話題になりました。
(画像:時事通信フォト)
■笑い飯、島田紳助の100点満点に焦った理由とは!?
「何を考えてるのかわからない」
謎に包まれた #笑い飯 と真剣トーク🙌✨M-1史上唯一の100点を獲得した
伝説の #鳥人 ネタの知られざる真相とは⁉️📺3/4(木)夜11時17分〜‼️#やすとものいたって真剣です pic.twitter.com/YHhuY5ZbN8
— 【公式】やすとものいたって真剣です (@abcitaken) March 2, 2021
今回のゲストは「M-1グランプリ 2010」王者・笑い飯の西田幸治さんと哲夫さん。笑い飯といえば、2009年の「M-1グランプリ」決勝で披露した「鳥人ネタ」で島田紳助さんが100点満点をつけたことが今でも語り継がれています。
そのことについて、哲夫さんは「めちゃめちゃ嬉しかった。100や思って」と素直に嬉しかったと言います。一方で、西田さんは2本目のネタが下ネタだったこともあり「100点もらった時ですけど『これはヤバい』と思いました」と内心では焦っていたそうです。
2本目をあのネタにしたことについて、哲夫さんは「1本目と2本目似たようなネタをやったら優勝できるみたいな、なんかそういうセオリーが出来上がってたんですよ。で、2009年ぐらいになったら同じようなネタをやった方が逆にみんな飽きるという、それぐらいになってんのちゃうみたいな、そういう目測もあったんですよ」と当時の記憶を呼び起こします。
続けて、哲夫さんは「ほんなら審査員の方から『あの鳥人と同じようなやつを見たかってん』って言われましたね。やっぱりそうなんやと思いました」と自虐交じりに話すと、西田さんもかぶせるように「先言ってよって思いました」と語りました。
■伝説の『鳥人ネタ』に隠された秘話明かす「正直言うと哲夫の…」
この話を聞いた海原やすよ・ともこの海原やすよさんは「でも、分かってたはずやん」とあえてあのネタをやったと指摘すると笑い飯の2人は苦笑いを浮かべます。
一方で、海原ともこさんが「私はだから逆にかっこいいと思ったけど、100点出して…。私は逆にあのネタに変えたんかなと思ってん」と伝えると、哲夫さんは「よう言われたんですよ『2本目わざとあんなんやったんやろ』って…。いや、ちゃうんすよ。優勝狙ってあれやったんです」と本気で優勝を狙ってあのネタを選択したことを明かします。
続けて、西田さんも「優勝するんやったらあれでしたいなと思いましたけどね」とコメント。ちなみに、哲夫さんによると先に2本目のネタが決まっていて、「鳥人ネタ」は後でやることが決まったと言います。
その当時を振り返った哲夫さんは「西田くん、鳥人やりたがってへんな、みたいなのはその時感じたんですよ。他のネタをあっちを決勝でもやりたいみたいのんを1回言ってたことがあって」と西田さんは「鳥人ネタ」に乗り気ではなかったと明かします。
すると、西田さんは「鳥人は良いなとは思ってたんですけど、その…設定自体は。正直言うと哲夫のボケがあんまりやなと思ってたんですけど。だから、内容変えるんやったらやろうと言ったんですよ」と本音を語りました。
■笑い飯出演の「やすとものいたって真剣です」に反響
最終的に試行錯誤を重ねて"絶対にウケる"という自信を持った2人は「M-1」決勝で「鳥人ネタ」をやることになったそうです。
また、哲夫さんは最初乗り気ではなかった西田さんを説得するために周囲の人間に「西田に鳥人おもろいっていうのを吹き込んでもらえません?」と根回しをしていたことを明かしました。
今回の放送について、ネット上では「やすともに笑い飯出てるの見てめちゃ笑ってるし笑い飯凄い好きだし鳥人の100点は当時も泣いたしまた泣いた」「笑い飯の二人の関係性も、ずっと自分達の笑いを突き詰めてる職人的なとこもかっこいいなぁと思う。鳥人、めっちゃ好きやわ~」「笑い飯カッコ良すぎる。お笑いってすごいなぁ。って何度も思ってきたけど本当にそう思う」などのコメントが上がっています。
伝説の「鳥人ネタ」をやるまでの背景には色々あったという笑い飯。今回明かされたエピソードはとても貴重でしたね。
【番組情報】
やすとものいたって真剣です
https://tver.jp/corner/f0068755
(文:かんだがわのぞみ)