12月6日放送の「ごごナマ」(NHK総合)では、ミュージカル俳優の山崎育三郎さんがゲストとして登場。NHK連続テレビ小説「エール」で佐藤久志役を演じたことについて振り返り話題になりました。
(画像:時事通信フォト)
■山崎育三郎がプリンスと呼ばれることに本音
今回のゲストは、”ミュージカル界のプリンス”こと山崎育三郎さん。番組では、育三郎さんに船越英一郎さんが「どんなお気持ちですか?プリンスって呼ばれることに関しては」と尋ねると、育三郎さんは「気持ちいいですね」と本音を打ち明けます。
続けて、育三郎さんは「どうせ、段々ね、あの言われなくなると思うので、言われるうちはもう(嬉しい)」とコメント。
一方で私生活について、育三郎さんは「実は、僕は男4人兄弟で、結構男臭い中で野球もやって、男っぽい…。僕、本当に知ってる人達は男臭いって言われますから」と素顔はプリンスのイメージとは異なると言います。
■山崎育三郎と美保純が「六番目の小夜子」以来の再会?
育三郎さんとは2000年に放送されたNHKのドラマ「六番目の小夜子」での共演以来という美保純さんは「なんかビックリして…。いやぁ〜大きくなっちゃって」と当時はまだ中学生だった育三郎さんを今と比べて、成長を実感したことを明かします。
さらに、美保さんは「やっぱ可愛いんです、骨格から何まで」と話すと、育三郎さんは「ちっちゃかったんです」とコメント。続けて、美保さんが「あれから伸びたんですか?」と尋ねると、育三郎さんは「伸びましたね、結構伸びましたよ、すごいちっちゃかったんで」と美保さんに成長をアピールしました。
■山崎育三郎「自分が今までやってきたことがすべて役で表現できた」と『エール』佐藤久志役を語る!
育三郎さんは今年のNHK連続テレビ小説「エール」で佐藤久志役を演じて話題を集めました。
そこで船越さんから「1年間演じられていかがでしたか?」と質問が。
すると、育三郎さんは充実した表情を浮かべ「まだ、終わった気がしないくらい、今日もNHKに来たら朝ドラの撮影があるんじゃないかと思うぐらい染み付いているところがあって…。本当になんか自分が今までやってきたことがすべて役で表現できた、歌うこともそうですし、ピアノも弾くことができた、本当に忘れることのできない役と出会えたっていう感じですね」とコメント。
また、久志が「栄冠は君に輝く」を歌う「エール」劇中の名シーンについて、育三郎さんは「甲子園球場で『栄冠は君に輝く』という、これは僕も子どものころからずっと聴いていましたし。甲子園も憧れの場所で、その甲子園が100年以上の歴史の中で、今年初めて中止になってしまった。それが決まった直後っていうこともあって『栄冠は君に輝く』を1人で球場でアカペラで歌う時っていうのは役を超えた思いになりましたね」と特別な思いで撮影に臨んだことを明かしました。
今回の放送について、ネット上では「ごごナマのゲストは山崎育三郎さんよ~。司会の美保純さんと20年位前に『六番目の小夜子』で共演。子役さんだったのね」「ミュージカル界のプリンスは、実は男っぽいんですね。非日常の空間、音楽のチカラ。小学生の頃の育三郎さんの歌声が、素晴らしかったです!ありがとうございます!」などのコメントが上がっています。
育三郎さんとは20年前のドラマ「六番目の小夜子」で共演した美保さんが「大きくなっちゃって」と話しかけるシーンは、微笑ましかったですね。
(文:かんだがわのぞみ)