5月6日放送の「陸海空こんなところでヤバいバル」で、ナスDこと友寄隆英ディレクターが見せた企画で脱落しそうな出演者を説得する交渉術が"流石"と絶賛されています。
精神的に追い詰められ脱落寸前の西野未姫
今日✨
21時〜AbemaTV
⭐️おぎやはぎの「ブス」テレビ
23時20分〜テレビ朝日
⭐️陸海空こんなところでヤバいバルぜひ見てください!!!! pic.twitter.com/RwO45OYqNN
— 西野 未姫 (@mikinishino4) May 6, 2019
ナスDこと友寄隆英ディレクター指揮のもと集まった美女10人が、「10日間サバイバル生活で合計10キロ太れるのか!?」に挑む企画が話題の「陸海空こんなところでヤバいバル」。この企画は、名前の通り山奥にたたずむ廃墟で共同生活をしながらサバイバルに挑むもの。
この手のサバイバル企画は珍しくないとはいえ、今回の面白さは古びた生活物資と賞味期限の切れた食品があるこの場所で"体重を増やさないといけない"こと。食べたくないようなものでも食べないと体重を増やせない状況におかれ、さらには深夜になると気温が氷点下まで下がる過酷な環境も追い打ちをかけます。
「賞味期限10年切れたパスタを食べてる…」
サバイバルは5日を迎えをなんとか乗り切った出演者ですが、その中で、精神的に追い詰められてきたのが元AKB48の西野未姫さん。朝ごはんを食べている時に涙を見せた西野さんは、他のメンバーのもとを離れスタッフに近づくと「ちょっと無理かなって思う事もあって」「1回マネージャーさんに電話してもいいですか?」と相談。
実はこのロケ終了1週間後に、美ボディを競う「サマースタイルアワード」への参加が決まっていたようです。過酷な条件に加えて、目標にしていた「サマースタイルアワード」のためにちょうど体を絞りたい時期も重なり西野さんは精神的に追い詰められていたようでした。
脱落しても他のメンバーが合計体重で10キロ太ればルール的には良いのですが、簡単に脱落させてはいけないと、ロケ現場を離れて電波のつながる場所まで下山させます。そこで、西野さんはマネージャーに「賞味期限10年切れたパスタを食べてる…」など過酷な企画で精神的に折れそうな事を涙ながらに訴えました。
ナスDが西野未姫の説得に動く
西野さんがリタイア寸前な状況を聞き駆けつけたのは、サバイバル企画に詳しいスタッフことナスD。ナスDは「相当キツイと思います」と不安を吐露しながら西野さんのそばへ。そして、「逃げた子に」なると今後のタレント生活でもマイナスになるのではと説得にあたりました。
ナスDは、開口一番「番組を絶対面白くする」と語りかけ、「少なくても10日まで立っていて貰えれば、責任持って編集します」と企画をやり遂げる意義を西野さんに伝えました。
ナスDによると、過去に担当した「黄金伝説」で一緒に仕事をしたオリラジ、チュートリアル、ブラマヨ、タカトシ、千鳥などの売れっ子芸人も西野さんと同じような状態になったことを明かし、続けて、「最後に僕らから言えるのは同じ3日間だったら、家に帰っちゃって3日間過ごしても、ここにいても一緒。どうせ人生って2万日くらいしかない中で5日間くらいちょうだい」と、過去に仕事をしていた芸人達にも伝えていた事を明かしました。
頑張りに報いるために「絶対に面白くする」という殺し文句で最後を締めくくると、ナスDの説得もあり、西野さんは気持ちを切り替えて参加し続ける事を決意。リタイアを回避しました。
ナスDの説得術に賞賛の声
ネットでは、放送を見た人からナスDに、「観ててイライラするのもあるけどナスDの説得力半端ない」「これからのタレントにあの話はそりゃ効果抜群だよ」「もう辞めると思ったけどナスDがさすがだった」「説得する言葉に重みがある」「ナスDさんが言うと説得力がありすぎる」などの声があがっていました。
ナスDの説得術は、売れっ子芸人でも同じようになったと伝えた上で、これから売れたいというタレントのモチベーションを上げる所が秀逸だったようです。あの言葉を聞くと若いタレントさんは頑張ろうという気になりますよね。ナスDの人間としての包容力の凄さを垣間見た気がしました。(文:かんだがわのぞみ)