10月3日に放送された「VS嵐」(フジテレビ系)では、新ドラマ「まだ結婚できない男」に出演する俳優陣チームが登場。番組では、阿部寛さんと嵐のメンバーのやりとりや懐かしいドラマを振り返ったエピソードなどに注目が集まりました。
二宮和也の演技に阿部寛がパニクっちゃった?
今回ゲストで出演した阿部寛さんは、嵐と20年前にドラマで共演していました。嵐のデビュー当時1999年に放送された「Vの嵐」というドラマです。バレーボールに励む高校生役の嵐のメンバーが物語を展開する青春ドラマで、阿部さんはコーチ役。
阿部さんは「今でも忘れられない」と言い「二宮くんと相対する芝居があって、高速でバーッと喋られて人の台詞を食ってくるんですよ。パニクっちゃって全然出来なくなっちゃって、大先輩なのにすみませんって言った」というエピソードを明らかにしました。
ベテランの阿部さんを圧倒させるほどの演技をした二宮さん。当時から俳優のセンスを持ち合わせていたのかもしれませんね。
さらに、櫻井さんは「僕らも阿部さんの台詞、ずっと覚えているのがありますよ」と発言し、嵐全員で「ボールは選手にとって命に等しい」という台詞だと伝えました。阿部さんは照れ笑いをし「覚えていない」とコメントしていました。
ファンからは、ネット上に「さすがニノ!」と二宮さんを絶賛する声の他に「Vの嵐が懐かしすぎる」「嵐みんな若い~!また見たいな」など、20年前の初々しいメンバーの映像に懐かしむ声も多くあげられていました。
櫻井翔の「ひとりスタンディングそば」持論とは…阿部寛も納得?
そして、「まだ結婚できない男」シリーズで阿部さんが演じる主人公が「一人しゃぶしゃぶ」に行っていたことに因み、話題は阿部さんが、20代前半の時におひとり様フレンチを経験した時の話へ…。この時、阿部さんは、レストランの入口付近に席を用意され、入ってくるお客さんの顔を眺めながら食事をしたそうです。
さらに、スタジオの天の声から「嵐のみなさんは、おひとり様で食事とか行かれますか?」と問われると、嵐は「行く行く」と発言。櫻井翔さんは「僕はスタンディングそばレストラン(立ち食いそば)」と話し、会場には笑いが。
これに食いついた阿部さんから「櫻井さん行けるの?スタンディングそばレストランに」と改めて尋ねられると「僕、持論があって。スタンディングそばレストランってカウンターで横並びじゃないですか。人って真横の人の顔、覗かないじゃないですか。だから僕はスタンディングそばレストランでいつも食べてます」とコメントすると阿部さんも納得したように「今度試してみます」と笑いながら話しました。
これに対してネットでは、「翔くんに会いたい!(笑)」「今度からスタンディングそばレストラン行ったら周り見渡そうかな(笑)」「名付けのセンス!!さすが!」などのコメントが上がり、スタンディングそばレストランがこの時間のトレンドワードに入るほど反響がありました。
「木更津キャッツアイ」撮影当時を振り返る様子に反響
ゲストの塚本高史さんは、2002年にTBS系列で放送された「木更津キャッツアイ」で櫻井さんと共演をしていました。
そこで、天の声は「今でも交流があるのでしょうか?」と質問。塚本さんは「前回、VS嵐に出演した時は収録前日に『ショーン(櫻井さん)、明日よろしくね』と連絡を入れたけど、今回はなかったですね先輩後輩忘れてました、連絡します」と少しだけ生意気な後輩を演じながらコメントし、櫻井さんは「わかりました。連絡先ね、別の番組で一緒になった時に久々に交換したんだよね」と話しました。
さらに、塚本さんは「キャッツアイの頃なんかSNSがこんなに発達してなくて、番号交換しようみたいなのもなかった。毎日会っていたしね」と当時を振り返っていました。
この2人のやりとりに、ネットでは「木更津キャッツアイの時の話聞けるの嬉しすぎる」「今までで1番好きなドラマだったなぁ」「まじで木更津キャッツアイの続編とかしてほしい」と、17年前に放送されたドラマとは思えないほど木更津キャッツアイの人気ぶりがうかがえる反応でした。
今回の放送では懐かしい映像が流れたり昔のエピソードが聞けたりして、ファンが喜ぶポイントが満載の内容だったのではないでしょうか。嵐が出演したドラマは改めて人気の高い作品が多いことが伝わる放送回だったのかもしれませんね。
(文:アイドル担当ライター しほり)