8月27日放送の「うたコン」(NHK総合)にダンサーの大貫勇輔さんが出演。艶やかな着物に身を包んで女形に扮した大貫さんと、演歌歌手の香西かおりさんとのコラボが話題を集めました。
世界的ダンサーの大貫勇輔、女方に扮して香西かおりとコラボ
27日放送の「うたコン」は、「夏!夢の極上コラボ」と題して様々なアーティストによるコラボ企画が放送。ダンサーの大貫さんと演歌歌手・香西さんのコラボが実現しました。
香西さんは6月5日に発売されたシングル「口紅模様」を披露。一方の大貫さんは女方に扮し、踊りで美しい和の世界を表現することになります。
紆余曲折あった自らの半生を振り返るこの曲を、しっとりと歌い上げる香西さん。そして、得意のアクロバットを艶やかな着物に身を包み、両手を音楽に合わせて時には大きく、時には繊細に動かし曲の世界観を表現する大貫さん。
演歌とダンスというそれぞれの専門分野が融合した、素晴らしいパフォーマンスを披露することになりました。
大貫勇輔「クラクラしました」と緊張語る
SNSで大貫さんは、初めて経験した女形と日本舞踊について、「緊張し過ぎて、クラクラしましたがなんとかやりきりましたが、日本舞踊の奥深さに足を踏み入れ、もっともっと上手くなりたい。そう強く思った今日この頃でした」とコメント。本来のジャンルとは異なる日本舞踊を踊り刺激を受けたようですね。
ちなみに今回、大貫さんと香西さんのスペシャルコラボの振り付けを担当したのは辻本知彦さん。米津玄師さんが「<NHK>2020応援ソングプロジェクト」として書き下ろした「パプリカ」の振り付けを、菅原小春さんと共に担当した辻本さん。今回、一流のダンサーにして振付師でもある辻本さんの演出の妙が光るステージに。
またこの日は、ミュージカルで大貫さんとの共演経験のある俳優の城田優さんも出演。大貫さんのダンサーとしての魅力を聞かれた城田さんが特に絶賛したのが「手の表情」でした。
「大きな手から出されるエネルギーがすごい、その時々の表現により手が手じゃないみたい」と、城田さんは大貫さんの手の表現の素晴らしさについて解説しました。
大貫勇輔の女方に「綺麗すぎる」の声
ネット上では、放送を見た人から「クルンクルンダンスを想像してたんだけど。。まさかの。。女形でしたね」「大貫勇輔の女方リアルに声出ためちゃ綺麗…」「世界的ダンサーとして大貫勇輔さんが女形としてテレビの中で踊られている。。。き、き、き、綺麗すぎる。。。」などの声が上がりました。
女方としては筋肉質すぎると思われた方もいたかもしれませんが、細やかな手の動きで曲の世界観を表現する大貫さんの美しさに、見惚れた人も多かったのではないでしょうか。
(文:かんだがわのぞみ)