お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太さんとオードリーの若林正恭さんが出演する「たりないふたり2020~春夏秋冬~」(日本テレビ系)が5月28日に放送され、二人が番組MCをやることについてなどを語り、話題になりました。
(画像:時事通信フォト)
■南キャン山里がMCの仕事に弱音
番組では、売れっ子となり番組MCを務めるようになった二人が、"MCとしては器が小さい"という話題に。
オードリー・若林正恭さんは「芸能界MCの人って、生徒会長か暴走族の総長しかいなくない?」とコメント。
さらに「俺と山ちゃん、3軍のエースじゃない」と、根っからのリーダー気質の大物司会者と比べて自虐を交えて2人の性格を分析します。
この性格で、どうやってMCとして戦っていくべきか南海キャンディーズ・山里亮太さんが聞くと、若林さんは「嘘でも、公式戦でMCとして出させてもらうなら…。切り離してるよ、自分の器が小さいことは。本番はね」と、MCをやる上でのメンタルの持ち方を解説しました。
一方で、山里さんは「偉そうに見えるのが一番怖い」と不安を口にします。
すると、若林さんは「丁度良いって無理だと思うのよ。MCになると」とした上で「偉そうに見えるの怖かったら、灰色言っちゃうじゃない。俺はどうせ陰口言われんなら、もう張ろうと思ってるね。グレー言ってどっちつかずと思われるか、白黒間違えて陰口叩かれるんだったらこっち取ろうと思ってる」と割り切ってやっていることを明かしました。
■オードリー若林が南キャン山里にダメ出し
それでも、山里さんの口から出たのは「いや〜俺たち黒だと思ってたけど、白って言われちゃいましたよ。どうします?って言われた、どうする?」という弱気な言葉。
すると、若林さんは「器が小さいのよ!MCの器じゃねえんだよ、帰れ!」と山里さんにダメ出しします。
山里さんは「帰ったら奥さんが全部一身に浴びることになるぞ、これを」と話すと、若林さんは「奥さん変態だね、1番足りないのお前の奥さん」と指摘。この言葉を聞いた山里さんは思わず爆笑しました。
■若林「3軍のエースでも生意気な変化球投げなきゃダメ」と覚悟を語る!
番組エンディング、これまでの発言を踏まえて山里さんは「若ちゃんは覚悟が出来たんだね」と語りかけます。
すると、若林さんは「偉そって言われるか、舐められるか、どっちか選ぶんだったら、3軍のエースでも生意気な変化球投げなきゃダメなのよ」と達観した考えを再度強調。
この言葉に山里さんは「俺、覚悟ができてないのかもしんない、まだ。秋ぐらいかな、覚悟固まんの」と本音を吐露しました。
今回の放送について、ネット上では「生徒会長や暴走族総長じゃなく、3軍のエースだからこその接しやすさが好き。あと3回楽しみにしてます!」「3軍のエース感、好きです。あと若林さんのアップデート感と山里さんの変わらなさ感がすごかった」「3軍のエースでも生意気な変化球投げる覚悟を決めた若様」などのコメントが上がっています。
3軍のエースと自虐しつつも、それでも、生意気な変化球を投げると腹をくくっている若林さんの覚悟が視聴者にも伝わったのではないでしょうか。
(文:かんだがわのぞみ)