5月15日放送の「オードリーのオールナイトニッポン」（ニッポン放送ほか）では、オードリー・若林正恭さんが「たりないふたり」の相方である南海キャンディーズ・山里亮太さんについて語り、話題になりました。
（画像：時事通信フォト）
■「たりないふたり」ついに終止符が…
【オードリーのオールナイトニッポン】お聴きいただきありがとうございました！
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— オードリーのオールナイトニッポン (@annkw5tyb) May 15, 2021
2009年に、お笑いライブ「潜在異色」のユニットとして結成された「たりないふたり」は、自らの "たりない" 部分をさらけ出し、それを漫才に昇華。社交性のなさや人見知りなどを笑いにするという当時としては斬新なスタイルが大きな反響を呼び、同じような悩みを抱えていた人々からの強い共感を得ました。
2012年には「たりないふたり」（日本テレビ系）、2014年には「もっとたりないふたり」（日本テレビ系）としてレギュラー放送され、2019年には、横浜みなとみらいでライブ「さよならたりないふたり」を開催しました。さらに、2020年にも「たりないふたり2020〜春夏秋冬〜」（日本テレビ系）が3度放送されています。
そんな「たりないふたり」シリーズは、2021年5月31日に北沢タウンホールで開催されるライブ「明日のたりないふたり」で終止符を打つことに。そのライブをもって、ユニットは解散することとなります。
■2012年の「たりないふたり」を観た若林、当時の自分に「勇気あるな…！」
ネタ作りの参考にするため、これまでの「たりないふたり」シリーズを観返していた若林さん。2012年のシリーズで、当時ワイプや食リポの仕事が多かったにもかかわらず「ワイプができない」「食リポができない」と正直に語っている自分や山里さんを観て「勇気あるな…！」と感じたそうです。
また、若くて初々しいふたりが "たりない" なりに何とか頑張ろうと意気込んでいた様子も伝わったんだとか。
「観てて思ったけどね、肌とかもね、肌ツヤが若いから良いからね、で『ワイプが難しいんですよ…！』って喋ってるからね、すっごい応援したくなるね！」と、当時のふたりの印象を語る若林さん。
「『若様、大丈夫よ』つって。『できるようになるからね、若様』って。『できないんだね、悩んでるんだね…。でも、そういうところがねぇ、好き！』って思って」と "若様ファン" になったつもりで過去の自分にエールを送ります。
それを聞いたオードリー・春日俊彰さんも「もがいてる感じがね、応援したくなる。ハハハハ」と笑いました。
その後若林さんは、2019年に放送された「さよならたりないふたり」も観たそうですが、その時のふたりは「全然応援したくならなかった」のだとか。「腕だけがえげつなく上がってたけどね、ハハハハ。ぜんぜん応援したくない。『良いもん食ってるんだろ、こいつらどうせ』って思った」と、7年経ってすっかりベテランになった自分たちを笑ったのでした。
■若林、今月末の解散に片思い滲ませる「俺に興味がある感じは見えなかった」
「たりないふたり」の映像を観返していくうちに、若林さんは「俺でもやっぱね、山ちゃんのことすごい好きなんだよな…多分な」と感じたそう。
「言うことなすこと『面白えな…！』って思っちゃって、山ちゃんって」と、改めて山里さんへの想いを語り「すごいよね、やっぱり。サイボーグだよねえあの人、本当に…」と称賛する若林さん。話を聞いていた春日さんも頷き「だから長くやったっていうのも…なかなかできないですよ、12年」とコメントします。
しかし、若林さんは山里さんに「片想い」していると感じているそう。
これまでの映像を観返しても「（山里さんが）俺に興味がある感じは、画面からは見えなかったなぁ…」と思ったようです。
さらに、この番組で以前から何度か話題になっている「山ちゃんからエッセイの解説を書くよう頼まれたが、そのエッセイには俺のことが一言も書かれていなかった」というエピソードを再度持ち出し、春日さんやスタッフを笑わせる若林さん。
「片想い感はね…分かんの、俺知ってんの、それもう」「山ちゃんは違うって言うけど、でも多分片想いなんだけど…」と、山里さんからの愛を感じられないことをぼやく若林さんでした。
■山里亮太の反応が話題に
放送を聴いたファンからは「山ちゃんのことが好きなんだ若様」「若林さんが素直に山里さんを褒めたり認めたりする語り、本当好き」「わかちゃん、片想いなのね…」「相思相愛だと思ってこっちはみてるけど」「山ちゃんどんな気持ちで聴いてるんだろ」「こんなラブコールはないのに…好きなのに別れる二人みたい」など、さまざまなコメントが。
若林さんが素直に山里さんを「好き」と言ったことに反応するファンや、「片想い」と表現したことに対して山里さんがどう返してくるか気になるファンが多かったようです。
そして、放送の翌朝、山里さんは自身のTwitterで「サイボーグに博士が色んなもの教えてくれてこっちがぞっこんになってるのにさ」とツイート。
サイボーグに博士が色んなもの教えてくれてこっちがぞっこんになってるのにさ。
故障の時にサラッと現れたりするしさ。
最後なんだよな。— 山里 亮太 (@YAMA414) May 15, 2021
若林さんを「博士」に例え、好きになったのは山里さんの方だと想いを吐露していました。
「たりないふたり」について改めて振り返った今回の放送。山里さんのツイートも含めて、二人が想い合っていることに感動したファンも多いのではないでしょうか。
次回で解散となってしまうのは寂しいですが、最後までしっかり見届けたいですね。
【番組情報】
オードリーのオールナイトニッポン
https://radiko.jp/#!/ts/LFR/20210516010000
（文：みなみぱん）