お笑いコンビ「スピードワゴン」の小沢一敬さんが2月5日放送のMBSラジオ「アッパレやってまーす!」に出演。番組中の自身の“失言”に、共演者からツッコミを食らう場面がありました。
小沢さんの「入院してみたい」に宮迫さん「失言や」
番組では、雨上がり決死隊・宮迫博之さんが、2012年12月に早期胃がんのため手術を受け入院生活を送っていた当時を振り返りながらトークを展開。「傷口は痛かってんけど。ほぼ退院できる状態やってん。でも胃がんになって5日で退院は、ウソやと思われそうで。何かしでかして仮病で入院みたいな。だから規定通り20日間入院しましょうって、嫁と会社に言われて」と周囲からの反応を気にし、入院期間を延ばしたことを明かしました。宮迫さんが入院生活を語る中、人生で一度も入院経験がないという小沢さんは「うらやましい。入院してみたいもん」と思わず本音を吐露。この小沢さんの発言に、タレントの筧美和子さんが「小沢さん、そういうこと(失言)多いですよね」と指摘すると、他の共演者も筧さんに同調。宮迫さんからは「そんなこと絶対言ったらアカンで。入院してらっしゃる方もいらっしゃるし。失言やで、今のは。ビンタや」と厳重注意をくらっていました。
「顔色うかがって生きなきゃいけない時代ってことですか?」
共演者から総ツッコミを食らうなか、小沢さんは「失言じゃなくて、本質を喋ってんの」と反論。続けて「顔色うかがって生きなきゃいけない時代ってことですか?」と失言に対しデリケートに反応する現代の窮屈さに嘆く場面も。この反応を受けて、宮迫さんは「それは、たとえば俺らが何か言うたことを、他の人がどうとるかによるから。別に平気やって人もおるで」と捉え方はひとそれぞれだと話しましたが、「どの辺まではいいの?」「顔色うかがって生きなきゃいけない時代ってことですか?」「何喋っていいの?」と最後までボヤキは止まりませんでした。
時流を慎重に見極めなければならない?
最近でもダウンタウン・松本人志さんが、「ワイドナショー」でHKT48の指原莉乃さんに「お得意の体を使って」などの発言をし物議を醸していることに「なんぼ親しくてもテレビ出た時は堅っ苦しく喋らなあかん世の中になってきたのかな」と自戒しつつも世の中の風潮を憂いていました。売れっ子になると発言が注目されることも多くなり、時流を慎重に見極めなければならなくなってきています。ネットが普及した現代ではことさら言葉選びには慎重にならないといけないようですが、その状況をぼやく小沢さんの一面が垣間見れた放送となっていました。