6月25日放送の「MUSIC BLOOD」(日本テレビ系)では、3ピースバンド・SHISHAMOがゲストとして登場。SHISHAMOのギター・ボーカルの宮崎朝子さんが、"おっさんずラブ愛"を語り、話題を集めました。
(画像:時事通信フォト)
■宮崎は『おっさんずラブ -in the sky-』が見られない!?
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— MUSICBLOOD【公式】 (@MUSICBL00D) June 25, 2021
オープニングトークで、MCの田中圭さんがゲストのSHISHAMOを紹介。
すると、宮崎さんは何か落ち着かない様子を見せます。
「私、『おっさんずラブ』めちゃくちゃ好きで」と、田中さんが主人公・春田創一を演じた「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)のファンであることを明かします。
続けて、宮崎さんは「グッズとかもすごい買ってて、すごい買って、今日は楽しみしてました」と、大量に買い込んだグッズの写真を紹介。
宮崎さんの"おっさんずラブ愛"が伝わったところで、田中さんは「天空不動産の時のはるたんの髪型に、久々に」と、あの時の髪型を再現していることをアピール。
MCを共に務める千葉雄大さんも、物語の舞台が天空ピーチエアラインに変わった続編「おっさんずラブ-in the sky-」(2019年/テレビ朝日系)に出演。
ただし、宮崎さんが持っているグッズがシーズン1のものだけだったこともあり、千葉さんは自虐交じりに「うすうすグッズの写真見た時から、雲行きなんか怪しい」と自虐。
すると、宮崎さんは「全然全然…違うんです。あのちょっと『-in the sky-』の方はまだちょっと見れていなくて、心の準備というか整理ついていなくて、もうちょっとで整理がつきそうなんで」と、シーズン1が好きすぎて続編が見られないと本音を明かします。
この話を聞いた千葉さんは、ドヤ顔で「今日は全力で落としにかかろうかな」とコメントしました。
■宮崎の理由にファン「分かりみが深い」
SHISHAMOが影響を受けた楽曲として選んだのが、BUMP OF CHICKENの「ラフ・メイカー」。
宮崎さんは、「小学生の時に初めて買ったCDもBUMPさんだったり、自分の作詞のスタイルだったり言うところのルーツになってるのは、やっぱりBUMPから」とコメント。
「ラフ・メイカー」について、宮崎さんは「絵本の世界というか、起承転結がしっかりあって。あっ、そんな終わり方するんだとか」と、作詞・作曲を担当した藤原基央さんの歌詞の魅力を絵本に例えて力説。
「(主人公が"ラフ・メイカー"を)追い返すんですけど、すごいしつこく追い返したらラフ・メイカーが今度泣き始めちゃう。で、それに主人公はだんだん心を許し始めて、扉を開けて部屋に入れようとするけど、泣き過ぎて涙の水圧で開かなくなっちゃうっていう」とコメント。
さらに、曲の最後にラフ・メイカーが「アンタの泣き顔笑えるぞ」と取り出した鏡を見た主人公が、鏡に映る自分の顔に笑う描写について宮崎さんは、「曲としてまとめるっていうのはすごい技術だなと思って」と、改めて藤原さんの歌詞を絶賛しました。
今回の放送にはネット上で、「SHISHAMOのボーカルの人がおっさんずラブをガチで好きな人だったMBで田中圭はるたんの髪型にしてる」「おっさんずラブの天空不動産から心の整理がついてなくてin the sky見れてない朝子ちゃんめちゃくちゃ分かりみが深いよ…」「大好きなSHISHAMOが大大大好きBUMP OF CHICKENとおっさんずラブについて語ってる事がもう尊いし、ラフ・メイカー歌ってくれたことが嬉しい」などのコメントが上がっています。
「『おっさんずラブ』のシーズン1が好きすぎて、続編が見れない」という宮崎さん、本気のファンだということが伝わってきたのではないでしょうか。
また、宮崎さんがBUMP OF CHICKENの「ラフ・メイカー」の歌詞の世界の魅力を語るのも素敵でしたね。
(文:かんだがわのぞみ)