5月9日の「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)では、「アルバム一枚通して聴いてほしい J-POPの名盤」と題した企画を放送。Tempalay・AAAMYYYさんは椎名林檎さんの「勝訴ストリップ」について語り話題を集めました。
(画像:時事)
■『関ジャム 』J-POPの名盤特集に椎名林檎「勝訴ストリップ」Tempalay・AAAMYYYが熱弁
今夜の #関ジャム は…
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★曲の流れ・構成・曲間…「控えめに言って国宝…」驚きの1枚とは❓
メモのご用意を📝— 関ジャム完全燃SHOW(テレビ朝日) (@kanjam_tvasahi) May 9, 2021
J-POPの名盤を紹介する今回の企画でTempalay・AAAMYYYさんが最初に選んだアルバムは椎名林檎さんが2000年にリリースしたアルバム「勝訴ストリップ」。
この作品について、AAAMYYYさんは「椎名林檎さんのセカンドのアルバムです。ファーストアルバムっていうのはこのアーティストさんの一番最初のアルバムなんで、トゲがいっぱい入ってるというか…。自己紹介的な立ち位置ではあると思うんですけど」とコメント。
続けて、AAAMYYYさん「このセカンドになると、この『無罪モラトリアム』が大ヒットしたあとなので、割と自由に自分のやりたいことをできる時期であって。終わり方とか曲のつながり方をちゃんと意識してマスタリングされている」と椎名さんにとっての最初のアルバム「無罪モラトリアム」との違いを説明しました。
さらに、AAAMYYYさんが注目したのが10曲目「サカナ」と11曲目「病床パブリック」の曲のつなぎ目。遊び心のある演出について、AAAMYYYさんは「スローな曲に陶酔しつつ、バツっと急に曲が切れたかと思えば豪快に歪んだアップビートで唐突に次の曲が始まる。曲の"つなぎ"だけで、ご飯何杯かイケる」と絶賛します。
また、アルバム全体についてAAAMYYYさんは「ずば抜けた歌唱表現力を見せつけられつつ、暴力的なほどの轟音のシャワーを浴びせる、マーベルヒーロー軍団のような楽器陣の演奏。かと思いきや急な四つ打ち、急な音ゲーのような打ち込み、意表を突くコード進行とメロディーラインと。とにかく斬新なアイデアがこれでもかと詰め込まれている。アルバムの流れ、演奏、曲、メロディー、演奏、歌詞、全てが完璧すぎる超怒涛の1枚」とその魅力を力説しました。
■椎名林檎への愛が止まらない!「本当に大好きなんです」
目が輝かせて「勝訴ストリップ」について語るAAAMYYYさんに関ジャニ∞・横山裕さんは「めっちゃ嬉しそう!」と表現します。すると、AAAMYYYさんは赤面しながらも「本当に大好きなんですよこのアルバムが」と笑みを浮かべていました。
続けて、AAAMYYYさんは「カットアウトさっきもおっしゃってたんですけど、すごい多く使われているのに全然それを感じさせないというか。ハッとさせられるような瞬間を作ってくれるし」とコメント。
また「曲の変わり目というか展開が暴力的すぎて、ドSだなって思う。自分いっそドMでもいいかもみたいなになってしまうぐらいもうなんか『ありがとうございます!』っていう風に」というAAAMYYYさん。今度は4曲目「ギブス」と5曲目「闇に降る雨」の曲の変わり目を絶賛します。
さらに、AAAMYYYさんは「勝訴ストリップ」では曲のタイトルが文字数ごとにシンメトリーで配置されているという小ネタも披露。
他にも、AAAMYYYさんは1stアルバム「無罪モラトリアム」収録の「丸ノ内サディスティック」の歌詞では"ベンジー"こと浅井健一さんの名前が出てくることを話題に出します。
そのことを踏まえて、AAAMYYYさんは2nd「勝訴ストリップ」に収録されている「罪と罰」では浅井さんがギターで参加していて、伏線回収になっていると解説しました。
■AAAMYYYの解説に共感するファン続出
今回の放送について、ネット上では「勝訴ストリップ最高だよねわかるよー」「勝訴ストリップの曲と曲をぶった切る繋ぎ方本当にクール」「椎名林檎の勝訴ストリップって21年前のアルバムやけど、今聴いてもめちゃくちゃ新しいというか時代が追いついてないんじゃないかって感覚になりません?」などのコメントが上がっています。
「勝訴ストリップ」について、心から嬉しそうに語るAAAMYYYさん。その姿からこのアルバムと椎名林檎さんの曲が好きだということが伝わってきましたね。
(文:かんだがわのぞみ)