6月18日放送の「あさイチ」(NHK総合)の「プレミアムトーク」では、SEKAI NO OWARIのFukaseさんがゲストとして登場。映画「キャラクター」でFukaseさんと共演した菅田将暉さんがVTRで登場し話題を集めました。
(画像:時事通信フォト)
■菅田将暉が刺激を受けたSEKAI NO OWARIの楽曲とは?
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あすの 🌅#あさイチ🌅プレミアムトークに#Fukase (#SEKAINOOWARI) が初登場🌎
\バンド結成のころのユニークなエピソードから
俳優初挑戦となった最新映画の話まで…
ぞんぶんに語ります⚡️#菅田将暉 が見たFukaseの素顔も👀📺6月18日(金) 8:15〜 NHK総合https://t.co/zuyjhCTWa9
— NHK MUSIC (@nhk_musicjp) June 17, 2021
今回のゲストは公開中の映画「キャラクター」で俳優デビューを飾ったSEKAI NO OWARIのFukaseさん。番組には、Fukaseさんと映画で共演した菅田将暉さんからVTRでメッセージが届いていました。
VTRの中で初めて買ったCDは、SEKAI NO OWARIのアルバム「EARTH」で、とりわけ「虹色の戦争」の歌詞に衝撃を受けたと明かした菅田さん。
「虹色の戦争」の歌詞について「ワードの強さと当時はなんかヒリヒリする世界観ですかね。お花とか虫とかに声があるならどんなことを叫ぶんだろうみたいな歌詞とかが書いてあって」と言います。
続けて、菅田さんは「そんなこと考えたことなかったみたいな発見が毎回あったり。なんか聴いてると俺ももっと色んなものに目線を配ったり、耳を傾けなきゃなっていう刺激がある音楽というか」とこの楽曲から影響を受けたと語りました。
菅田さんが初めて買ったCDがSEKAI NO OWARIのアルバムだったことについて、Fukaseさんは「前から風の噂でその話を聞いたことがあったんですけど、すごい嬉しいなと思うんで」と語り、嬉しそうな表情を浮かべます。
■Fukase、演技褒められ「嬉しいですけど…」意外な愚痴が面白い!?
また、インタビューの中で菅田さんが話していた「花に声があるなら何を叫ぶのだろう」という歌詞について問われたFukaseさんは「一番最初のアルバムに入っている楽曲なんですけど、その曲は『幻の命』という楽曲から始まって、命のことについて歌っていくアルバムにしたいなと思ったので」とアルバムの制作意図について言及します。
続けて、Fukaseさんは「で、それは何か人間だけじゃなく色んな生物。僕は、色んな生き物がすごく好きなので、そういうのを想像するうちに1つこう…物語のテーマとして自分はこのテーマでこう思ったけれども聴いた人はどう思うだろう?みたいな。メッセージというよりかは自分はこのテーマでこう思ったというそういう気持ちで書きました」と歌詞に込めた意味を解説しました。
■菅田将暉、Fukaseの演技を絶賛
映画「キャラクター」で初めて演技を披露したFukaseさん。
そんなFukaseさんの"俳優としての顔"について、菅田さんは「いやー、本当キャラクター造形が細かいっていうか、本当素晴らしいなと思いました」とコメント。
続けて、菅田さんは「ずっと細かい動きとか台詞のちょっとした言い回しとかにずっとこだわっていらっしゃってたから。それでいて、結構毎回…毎テイク(演技が)変わるんすよ」と撮影時の記憶を振り返ります。
また、菅田さんは「ちゃんとそこは自分が決めてきたものをやるんじゃなくて、決めてきたルールの上で相手にちゃんと合わせてリアクションをとっているのはもうそれはただの『役者やん!』みたいな」とFukaseさんの演技を大絶賛しました。
さらに、菅田さんは「殺人犯だし、怖いし、狂気的なんだけど、すごく人間味があってなんか切ないというか、哀愁があるキャラクターになってるなと思いましたね」とFukaseさんの演技に哀愁のようなものを感じたそうです。
VTR終了後、Fukaseさんは「ありがたい言葉です。本当に。役者さんがそんなこと言ってくれたら、すげえ嬉しすけど、こんな出てくださるんだったらここに来てくれたら良かったのに」とツッコミを入れ、笑いを誘いました。
■Fukase出演の「プレミアムトーク」に反響
今回の放送について、ネット上では「照れながら 話してるFukaseさん良かったわぁ」「菅田くんが初めて買ったCDがセカオワかぁ、独特な目線の歌詞に惹かれたんやなぁ」「映画キャラクターでの淡々とした不気味な演技とてもよかった。トーク初めてみるけど、柔和でフレンドリーでこれまたよき」などのコメントが上がっています。
菅田さんのVTRを見た後、Fukaseさんが「ここに来てくれたら良かったのに」と愚痴を吐露するシーンが面白く、笑わせられたという人も多かったようです。
愚痴や本音を言い合えるほど、二人は仲がいいのかもしれませんね。
(文:かんだがわのぞみ)