4月18日放送の「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)では、さだまさしさんがゲストとして登場。さださんが気になる若手アーティストとして折坂悠太さんの名前をあげ話題を集めました。
(画像:時事通信フォト)
■さだまさしが絶賛する若手歌手は『朝顔』主題歌のあの人!?「いま流行りの何かに似てない」
テレビ朝日 #関ジャム にて、さだまさしさんが最近気になる若手アーティストとして折坂悠太の名前をあげてくださいました。
以前音楽番組にてご一緒した際のお写真です。
さださん、ありがとうございます!#さだまさし pic.twitter.com/QAc9C9xHjM— 折坂悠太いんふぉ (@orisakayuta) April 18, 2021
今回の番組では、さだまさしさんをゲストとしてスタジオに招き、今さださんが気になっていることを尋ねていきます。
さださんは、今気になっている若手アーティストとして、上野樹里さん主演のドラマ「監察医 朝顔」で主題歌「朝顔」を歌うシンガーソングライターの折坂悠太さんの名前をあげました。
さださんは「1回聴いたら忘れられない声をしているし、今流行りの誰にも似てない所がすごく良い。『うた』と『訴う』は同源の語であるとも言われるので、折角歌うなら気持ちを訴えて欲しいと思っています。彼の歌からはその訴えが伝わってきた」と折坂さんの歌声を大絶賛。
VTRで「朝顔」のMVが流れると、さださんは「聴いていると言葉がちゃんと聞こえてくるし、それからあの…今流行りのの何かに似てない。僕はその辺がやっぱりね、好きですね」と折坂さんの魅力を解説します。
また、さださんは「言葉が聞こえてくるっていうのと、なんか自分らしさを持ってて何か伝えたいものがあって、それを伝えようというエネルギーがちゃんとそこにこもってる。こういう人は応援したくなります」と折坂さんの歌声に惹かれる理由を力説しました。
■さだまさしが歌う時に大切にしていることを明かす
ここで、関ジャニ∞・村上信五さんは「先ほどね、コメントでもありました『うた』は『訴える』という同義語からきてるという説も」とさださんに話を振ります。
すると、さださんは「そうですね。まあこれはあの…折口信夫の説なんですけどね、歌は訴えた方がいいんじゃないかと。訴える必要がない歌はいらんなと思ったりもするんですよ」と持論を展開しました。
続けて、さださんは「せっかく聴くんだから、3分何がしあげるわけでしょ?そのアーティストに。その3分何がしでなんか『おっなるほど!』とかね、『面白いな!』とか『あっいいな』とかって、なんかギャラちょうだいみたいなそういう気持ちになるんで」とコメント。
また、さださんは「聴いてもらう以上僕もなんかこう聴いて得したと思う事とか、何か放り込みたいなと思いますよね。今までにない価値観とかね」と人前で歌う時に大切にしていることを明かしました。
今回の放送について、ネット上では「さだまさしからの折坂悠太の流れが王道!」「さだまさしさんが、折坂悠太さんピックアップしてる」「さだまさしが若手アーティストの中で折坂悠太を推していて、びっくりした。ビッグなアーティストに推された折坂悠太もびっくりしているだろうな」などのコメントが上がっています。
さださんが折坂さんの歌声について熱く語っている姿は、視聴者には印象的だったようです。
また、さださんの「訴える必要がない歌はいらんなと思ったりもするんですよ」という言葉からは、アーティストとしての美学が感じられましたね。
(文:かんだがわのぞみ)