深田恭子さん主演のドラマ「ルパンの娘」(フジテレビ系)第5話が8月8日に放送されました。第5話では、小沢真珠さんが過去に出演した「牡丹と薔薇」のあの名シーンをパロディにした場面が話題を集めました。
「ルパンの娘」第5話のあらすじ
金塊を盗み出した時、三雲華(深田恭子)は、ベネチアンマスクを付けていたとはいえ、恋人で刑事の桜庭和馬(瀬戸康史)に顔を見られてしまいました。
自分が和馬が追っている泥棒一家"Lの一族"だとバレてしまったのではないかと気が気でない華。案の定、和馬から呼び出しの連絡が来て、正体を偽っていたことを謝ろうとすると、逆に和馬が黙ってお見合いをしたことを謝罪。
和馬がお見舞いを断ったことを聞いて安心した華ですが、和馬は金塊事件で2人が鉢合わせした時間に何をしていたか尋ねてきて…。
伝説の"財布ステーキ"を再現する小沢真珠
劇中で、主人公・三雲華(深田恭子)の母親・悦子役で存在感を発揮しているのが小沢真珠さん。小沢さんというと2004年放送され社会現象を巻き起こした昼ドラ「牡丹と薔薇」(フジテレビ系)に出演したことで知られています。
これまでの放送では、「牡丹と薔薇」の劇中で小沢さんが発した「この泥棒猫!」という台詞が「ルパンの娘」にも登場したことが話題になりました。
「牡丹と薔薇」の中でも、衝撃的だったのが小沢さんがソースをかけて焼いた牛革財布をステーキとして食卓に出すシーン。
「ルパンの娘」第5話では、夫・尊(渡部篤郎)が夜遊びに行ってそのまま帰ってこなかったことにイライラした悦子が、牛革財布にソースをかけてジュワーと焼くシーンが登場。
"財布ステーキ"は「牡丹と薔薇」オリジナルでは中を開けたら3000円の値札だったのに対して、今回は3万円の値札が見えます。
また、「牡丹と薔薇」では小沢さんが「狂牛病が心配だからよく焼いたのよ~」という台詞があったのですが、「ルパンの娘」では「食当たりが心配だからよく焼かなきゃね」と細かいところまでパロディにしています。
小沢さんを使って徹底的に「牡丹と薔薇」の伝説のシーンをパロディにしていく演出が最高の場面となっていました。
「牡丹と薔薇」伝説シーンのパロディに"極上"の声
"財布ステーキ"のシーンにネットでは、「小沢真珠が財布ステーキ焼いたと聞いて笑った。牡丹と薔薇ネタか。超なつかしい!」「今夜はやはり、小沢真珠さんの財布ステーキのシーンが秀逸だった」「ルパンの娘にまさかの昼ドラ名物財布ステーキが出てきて泣いた。小沢真珠極上」などの声があがっていました。
今回放送された第5話は、ほかにも小ネタ満載で見応えがあったのですが、ハイライトはやはり小沢さんが"財布ステーキ"を焼くシーンだったのではないでしょうか。
小沢さんを泥棒役でチョイスした時点である程度パロディはくることは予想できた人も多いかもしれませんが、ここまでやってくれると感無量ですね。
ドラマは見逃し配信もあるので、見ていない人はぜひ見てみてくださいね。
https://tver.jp/episode/61364472
(文:かんだがわのぞみ)