笑わない男・稲垣啓太「日本ラグビー終わるな…」W杯のプレッシャーから救ったメンタルコーチの金言とは?

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11月24日放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)に、ラグビー日本代表の堀江翔太選手、稲垣啓太選手、福岡堅樹選手が出演。稲垣選手は日本開催のW杯で感じたプレッシャーについて語り話題を集めました。

(画像:AFP=時事)

笑わない男・稲垣「日本ラグビー終わるな…」W杯プレッシャーから救ったコーチの金言

日本で開催のW杯で史上初のベスト8に進出したことについて、"笑わない男"としても有名になった稲垣啓太選手は「これで結果が出なかったら、日本ラグビー終わるなって、これはむちゃくちゃプレッシャーは感じていました」と日本ラグビーの未来を背負う覚悟で戦っていたことを明かします。

稲垣選手は強がってプレッシャーを表には出さず、練習を休むことにも不安を感じていたそうです。

そうした稲垣選手の状態を見てデヴィッド・ガルブレイズメンタルコーチは「このままではいつかぶっ壊れる。その休みをどうやって自分で受け入れるかがこれから鍵になる。日本ラグビーのために日本ラグビー界が結果を残せなかったら終わるかもしれないというプレッシャーをどうやったら、楽しみに変えられて跳ね返せるのかを探れ。それを跳ね返すために今何が必要なのかわかるか?お前には休養だ」と伝えたとのこと。

メンタルコーチから言葉をもらったことで稲垣選手も「2週間何もしないで過ごせた」と、休む決断が出来たと明かします。

悔しさをにじませる稲垣啓太

日本代表は準々決勝で南アフリカ代表との戦いで敗れたましたが、堀江選手はこの試合について「めちゃくちゃホッとした。悔しい気持ちもあるが全部出し切った。やってきたプランをやりきって負けたし、肌で強いなって思った」とコメント。

福岡選手も「僕もどっちかというそっちですね。僕の中でW杯はここ(2019年大会)まで、と決めていたので、自分らしいパフォーマンスが出せればとフォーカスしてやってきてベスト8の目標を達成できた。自分たちらしさを出し切っても勝てない強さが南アフリカにはあった。ここから上に行くには、まだ足りないなって思うところもあった」と堀江選手に共感していました。

しかし、稲垣選手は「めちゃくちゃ悔しかった」とホッとしたよりも悔しさの方が強かったことを明かします。敗戦後、稲垣選手は他のチームの試合も見ていたそうですが、南アフリカとウェールズ代表の準決勝の試合だけは「見れば見るほど悔しくなった」と、自分たちならこの試合に勝って、もしかしたら決勝を戦えたかもしれないという気持ちが芽生え冷静には見られなかったとのこと。

また、稲垣選手は「4年間終わってしまって、このメンバーで試合できないな…」と悔しさと同時に寂しさを感じたそう。南アフリカ戦の翌日のミーティングでは、普段は泣かないリーチ・マイケルキャプテンが号泣していたこと、そして、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチも涙ぐんでいて感情を揺さぶられたと話しました。

ラグビー日本代表出演の「ボクらの時代」に反響

ネットでは、放送を見た人から「今朝のボクらの時代もよかった。福岡選手と稲垣選手の対照感。お話もおもしろい~」「稲垣選手が、ワールドカップで結果が出ないと日本ラグビーが終わるというプレッシャーを感じていた、と。お疲れ様でした」「今回結果出せなかったら日本ラグビー会終わる、というプレッシャーで何かしらやってないと気が済まなかった時にメンタルトレーナーに『休まないと潰れる』と指摘されて、休暇をとったという稲垣選手の話が興味深かった」などのコメントが上がっています。

バラエティー番組とは違い、純粋にラグビーについて3人が話すので、濃密な時間となった今回の番組。稲垣選手は、ハードな宮崎合宿や南アフリカのスクラムはレベルが違って、スクラムで相手から反則を奪ったことで自分たちのやってきたことは間違いなかったと語るシーンもあり、印象的だと感じた人も多いのではないでしょうか。

(文:かんだがわのぞみ)

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