6月20日、お笑いコンビ・ロザンのYouTubeチャンネル「ロザンの楽屋」では、宇治原史規さんと菅広文さんがTwitterのあり方について激論を交わす動画を公開。2人の考えが「深い」と話題になっています。
■"Twitter論争"勃発!?「危惧することが多い」
最初に宇治原さんが、ある大学准教授のインタビュー記事をベースに、Twitterのあり方について意見を出します。
TwitterなどのSNSをやっていない宇治原さんは、SNSについて「危惧することが多い」とのこと。そして、Twitterの引用機能である「リツイート」に触れ、人に対する批判や店に対するクレームなどのつぶやきをリツイートする際「一人目になれるかっていうことを考えてリツイートしたほうがよくないですか」と言います。
Twitterの「いいね」もリツイートも、軽い気持ちで簡単にできることをあげますが、宇治原さんからすれば「ネット上に何かの意見を表明するというのは『世界中にビラを貼っているのと一緒だ』という気持ちでやらないといけないと思っている」とのこと。
よって、あるつぶやきをリツイートする時は、自分がそのつぶやきと同じ意見を、一人目として言えるかどうかということを考えるべきだと言います。
■「そこまで…」ロザン割れる意見
一方、宇治原さんの意見に対し、菅さんは「基本的にあれ(Twitter)って、匿名性のものなんじゃないの」「そこまで、重くとらえる必要性がないんじゃないかな」と言います。
Twitterが実名性と匿名性のどちらを意識して作られたものか断定はできないとしつつも、宇治原さんが考えているよりはもっと軽めに考えていいのではないかという菅さん。
「誹謗中傷は絶対にあかん」ということを前提としたうえで「批判とか何とかがあった時に、それは、もうみんな匿名でやってるっていう風に思ったほうがいいと思う」と言います。
そして、宇治原さんの「世界中にビラを撒く」という表現を正しいとしつつも「もっと軽いほうがいいと思う。ていうのは、匿名やからこそ、真実が分かることもあるやん。そういうところに使うSNSなんじゃないの。あまり重く捉えないことのがいいと思う」と自身の考えを明らかにしました。
■宇治原と菅のTwitter論争に視聴者「深い話」
Twitterのあり方について、対照的な意見となった宇治原さんと菅さん。実際に話題になったつぶやきなどを具体例に出しながら、議論を交わしました。
宇治原さんと菅さんの議論に対し、ネット上では「Twitter、Instagramやってないんですけど、今日の動画で、やっぱやんなくていいなって思ったし、やってない宇治原さんがここまで喋ってるのがすごいと思いました」「どちらの意見も両立出来るんじゃないかな?と思いました。やっぱり議論て面白い!」「すごく、深い話だなぁと思いました」との声が上がっています。
互いの意見を尊重しながらも、アツい激論を交わしたロザンの2人。今回の動画が、Twitterのあり方について真剣に考えるきっかけとなった視聴者も多いのではないでしょうか。
【番組情報】
ロザンの楽屋
https://www.youtube.com/watch?v=l4Ks8Ol-L6Q
(文:二木もなか)