7月29日、お笑いコンビ・のロザンのYouTubeチャンネル「ロザンの楽屋」では、宇治原史規さんと菅広文さんが五輪アスリートのSNSの向き合い方について議論する動画を公開。視聴者から共感する声があがっています。
■ロザン菅、東京五輪選手に「エゴサーチすなよ」期間中のSNS使用に警鐘鳴らす
東京五輪水泳の瀬戸大也選手が、SNSで否定的なコメントを書かれた件を取り上げる菅さん。「オリンピックの選手に言うことじゃないかもしれないんですけど…」と遠慮しつつ「大会中にエゴサーチすなよ」と主張しました。
エゴサーチだけでなく自身のTwitterなどを見ることも含めて、SNSを見ることをやめたほうがいいと言います。
また、瀬戸選手の奥さんが「温かいコメントをお願いします」と呼びかけた件についても「(瀬戸選手)個人に(SNSを)見ない方がいいよって言ったほうが俺いいと思う」とコメント。
なぜなら、SNSで否定的なコメントを無くすことは不可能だからということで、宇治原さんが「温かくないコメントを今までしてた人は、絶対にやめないでしょうね」と言うと、菅さんは「そやねん…」と頭を抱えます。
SNSユーザーは、好きで会場に試合を見に来る観客の代わりにはならないと言う菅さん。「絶対それ(誹謗中傷コメント)はなくなれへんから」と言い「どう対処するか。もう見ないほうがいい」とあらためて主張。
宇治原さんも「ちょっとしたメンタルのことが出るような、この(五輪の)状況に置かれてる人たちは、この期間だけは見ない」と同調しました。
■SNSを受験に例える菅「一番やったあかんこと何やった?」
ここで「ものすごく規模小っちゃいよ、オリンピックに比べてね」「受験勉強してきたじゃないですか」と、例え話として自分たちの受験の話題を出す菅さん。
「テストで一番やったらあかんこと何やった?前の試験の振り返りでしょ?」と、テストの休憩時間中に「前のテストどうやったかな?ここ合ってたかな?間違ってたかな?」と確かめようとすることが一番よくないと言います。
宇治原さんも「その通りだと思います」「次のテストのことだけを考える。これが一番重要」と主張。前のテストの答えを確認して正解していればいいですが、仮に間違っていたとすれば次のテストでも引きずってしまい、影響が出てしまうもの。
アスリートがSNSで否定的なコメントを見て、精神的に影響を受けることも同じと言う菅さん。「リスキーやって」「誰か言ってあげてほしいんやけどなぁ」と呼びかけました。
■ロザンが語るSNSの危険性に視聴者「本人に届いてほしい」
五輪アスリートが大会期間中にSNSを見ることの危険性について、例え話などを用いながら分かりやすく話してくれた今回の動画。
ネット上では「大賛成!的を射たアドバイス!」「アスリートのみなさんは下手に振り回されず、目の前の競技に集中されるのが良いと思います」「ぜひこの動画が本人に届いてほしいですね」との声が上がっています。
ロザンの意見に共感し、五輪出場選手にはSNSに影響されず最後まで力を出し切ってほしいと願う視聴者も多いのではないでしょうか。
【番組情報】
ロザンの楽屋
https://www.youtube.com/watch?v=pfje5vTFF8M
(文:二木もなか)