海外アーティストが日本でライブしたがる理由とは!?ギタリスト・マーティの考察が深い「"Live in Japan"てなんか、決まり文句」

投稿日:2021/07/20 13:31 更新日:

7月19日、音楽バラエティ番組「ROCK FUJIYAMA」(テレビ東京系) のYouTubeチャンネル「ROCK FUJIYAMA channel」では、「海外のアーティストはなぜ日本でライブをやりたがるのか」について語る動画を公開。納得の理由が明らかになり話題を集めています。

ライブ

■海外アーティストが日本でライブしたがる理由とは!?ギタリスト・マーティの考察が深い「"Live in Japan"てなんか、決まり文句」

「なぜこんなに多い?アルバム"Live in Japan"の神秘」というテーマで、ギタリストのマーティ・フリードマンさん、ROLLYさん、DJのKENさんが語り合う今回の動画。

「"Live in Japan"てなんか、決まり文句になったんですよね」というマーティさん。マーティさんによると、アメリカのロックバンドチープ・トリックのライブアルバム「At Budokan」(1978年)が「(日本)武道館の存在感とか、アメリカでは最初に知られてるきっかけ」となったのだそう。

このアルバム以降、アメリカのロッカーたちは「Live at Budokanやりたいなー」というのが夢となったそうです。また、日本はアメリカからすると"far east"。つまり、かなり距離があります。

マーティさんによれば、アメリカでロックバンドをやっている人たちにとって日本でライブをやるということは「自分の音楽は5000マイルの遠い国まで届いている」「本当に達成感の、自慢の、誇りの溢れるようなこと」なのだとか。

しかも、先ほど紹介されたチープ・トリックの日本でのライブアルバムでは観客のほとんどが女性。マーティさんは「ハードロックなのに女の子が観に行ってる」「何このパラダイスな国っていう」と、日本はロックのライブに女性が多いことも特徴だと語ります。

■ROLLY、すかんち時代に「武道館のコンサートをやりたいっていう曲出した」

日本武道館の話題ということで、ROLLYさんにも日本武道館について話しを振るKENさん。

しかし、意外にもROLLYさんは日本武道館でのライブ経験がないのだそう。

当時、ROLLYさんが所属していたバンド・すかんちは中野サンプラザでの2日間公演をソールドアウトさせるほどの人気でした。そこで「これは絶対武道館行けるから、武道館をやろう!」と言っていましたが、その矢先、すかんちは解散してしまいます。

「(武道館で)自分のコンサートをするという夢が叶わないまま」というROLLYさん。当時、すかんちで『涅槃で待たないで』という「いつか死ぬまでに武道館のコンサートをやりたいっていう曲出したことがある」と振り返りました。

■マーティ、決まり文句なのに「1回も正しい発音聞いたことない」

決まり文句のような"Live at Budokan"について、マーティさんは"Budokan"の英語の発音は「ブダカーン」になってしまっており「1回も正しい発音聞いたことない」とのこと。

そこでKENさんが「海外の皆さん、ブドウカンでお願いします」と呼びかけ、笑いを誘いました。

他にも、来日アーティストの日本語MCを紹介したり、マーティさんとROLLYさんがギターで滝廉太郎さんの『荒城の月』を演奏したりして盛り上がった今回の動画。

ネット上では「マーティが言うように極東の日本でライブをやって日本人を熱狂させたんだぞっていう実績は自国では良い宣伝材料だったと思う」「ROCK FUJIYAMAで武道館貸し切ってコンサートとかしましょうよ!」「日本を一番愛してる海外アーティストは間違いなくマーティ!」との声が上がっています。

海外アーティストが日本でライブをしたがるのは、日本人にとってとても嬉しく、誇りに思えることではないでしょうか。

【番組情報】
ROCK FUJIYAMA channel
https://www.youtube.com/watch?v=Xnr3tRUcW-g
(文:二木もなか)

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