『10代しゃべり場』の復活をご存知だろうか?慶大准教授が悩みの“本質”をズバリ見破り全世代を魅了

投稿日:2023/05/11 12:51 更新日:

2000年代にNHKで放送されていた『真剣10代しゃべり場』。

実は約20年の時を経てこの番組が復活しているのをご存知でしょうか。

5月10日にNHKで放送された『真剣10代しゃべり場リターンズ!!』では復活第三弾として、「学校っておかしくない?」をテーマに10代の出演者たちが討論。

ゲストのプロデューサー・慶應義塾大学特任准教授の若新雄純さんの鋭い指摘に共感が集まっています。

真剣10代しゃべり場 リターンズ!!

(画像:公式ウェブサイトより)

■慶大准教授が悩みの“本質”をズバリ見破り全世代を魅了

今回、問題提起をするのは14歳の男子中学生・カワタイさん。

中学1年の冬に学校へ行くのをやめ、現在は週3回フリースクールに通っているそう。

カワタイさんは「学校には理不尽なルールがあって、それに疑問を持つことさえ許されない。そんな今の学校って、おかしいと思わない? 学校ってそもそも必要?」と疑問を投げかけます。

カワタイさんの疑問について討論するのは、14歳~19歳までの10代10人と若新さん。

10代メンバーからは「勉強と関係ないところで縛られるのは嫌だよね」「不合理」「校則は学校のイメージや品格を守るためにあるもの」などさまざまな意見が出ます。

話し合いを続けるうち、カワタイさんは、自分が動いても理不尽な校則が「変わらなかったからやめた」ことを告白。

すると、若新さんは「カワタイ君の話聞いてると、なんか(学校に)従うのが嫌だったっていうより、変わらないことへの憤り」と、カワタイさんの内面を分析しました。

■若新雄純、男子中学生の悩みの本質を見破る

さらに学校のあり方について掘り下げていく10代メンバーたち。

その様子を見て、若新さんはカワタイさんが「対話」を求めているのではないかと指摘。

そこで、カワタイさんに「家族とかはどうなの? そのモヤモヤを家族は(聞いてくれるの?)」と、家族との関係について聞きます。

カワタイさんによると、母親は意見を聞き入れてくれるものの、父親は「それが学校だ!」と決めつけ「自分の意見を僕に押し付けてくる人」なのだそう。

校則や学校についての父親の決めつけに対し、カワタイさんは納得できないと言います。

これを聞き、若新さんは「ホームっていうか、ベースになるようなものが安定していると、そこから出掛けた先が少々大変だったり窮屈だったりしても余裕が持てる」「安心できるかどうかが結構大事なのかなって」とコメント。

家族との関係で安心できることが大事であり「別に学校がすぐ変わらなくてもちょっと気持ちが変わるのかな」とアドバイスします。

■若新雄純の鋭いアドバイスに視聴者「そう!その通り!」

若新さんのコメントを受け、10代メンバーは「1回どこか遠く行ってみたら?」「物理的な距離は無理でも、少しずつお父さんと離れていくのはどうかな」など、カワタイさんのためにさまざまな提案をしていきます。

また、若新さんは「(父親が)すごくまだカワタイ君に期待してるっていう感じがする」とも。

両親が厳しい家庭で育った若新さんは「両親といい関係になったタイミングっていうのは、僕のことを認めてくれた時じゃなくて、僕に期待しなくなった時だったんですよ」と言います。

「この子は自分の中の思い通りにはならない、別の人格なんだってことを、いい意味で僕に対して諦めた時に、急にいろんなことが話せるようになって」と若新さん。

そして「『僕は僕なんだ』っていうのをもっと強く言って」とアドバイスしました。

今回の放送に対し、ネット上では「若新さんが、安心できるホームがあるから、外で少々つらいことがあっても耐えられる、と言っていたのを聞き、確かにと思った」「若新さんの最後のご発言に『そう!その通り!そうなの!』TVに向かって子育てほぼ卒業の50代オバチャン叫んだよ!」「現代の10代って、20年前の10代より論理的に話すのが得意なのかな…?ワクワクドキドキした!素晴らしい!」との声が上がっています。

若新さんの鋭い指摘に共感した視聴者も多かったようですね。

学校生活に悩む10代への素晴らしいアドバイスとなったのではないでしょうか。

【番組情報】
真剣10代しゃべり場リターンズ!!
https://www.nhk.jp/p/ts/6QLLXRJKK8/

(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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