4月3日放送の「DayDay.」(日本テレビ系)では、フリーアナウンサーの武田真一さんが出演。武田さんは先月亡くなった坂本龍一さんを追悼し、話題を集めました。
(画像:EPA=時事)
■武田真一、「DayDay.」スタートも緊張のあまり…
今年2月に長年勤めていたNHKを退職した武田さんと南海キャンディーズ・山里亮太さんがMCを務める「DayDay.」が3日にスタート。
オープニングトークで、山里さんが「いよいよ始まりましたね」と話を振ると、武田さんは「始まりましたね。ちょっと僕ね、今ダメです。最高に緊張…緊張してダメですよ、本当に」と、緊張のあまり上手く喋れないことを明かします。
さらに、武田さんは「もうすぐ終わってほしい」と本音を暴露。
それでも、山里さんが「何てことを言うんですか! 武田さん、どんな番組なのか説明していただかないと」と伝えると、武田さんは笑顔で「情報、エンタメ、ニュースを皆さんと明るく楽しく、お喋りしながらお伝えしていきたいと思います」と番組の概要を説明しました。
また、山里さんがお互いの呼び方を聞くと、武田さんは「山ちゃん」と答えます。
一方の山里さんは、先輩ということで「武田さんでいきたいと思います」と伝えました。
■新番組初日、坂本龍一さんに言われた【一生モノの言葉】武田真一アナ語る
2日、世界的な音楽家として活躍していた坂本さんが先月28日に亡くなっていたことを所属事務所が発表しました。
NHK時代に坂本さんへのインタビュー経験のある武田さんは「当時、坂本さんは1つ1つの音が一見バラバラで不協和音に聞こえるんだけれども、全体としては整っている。そういう音楽を目指していらっしゃったんですね。それはあたかも1人1人が多様で、それでも調和した社会という坂本さんの理想を象徴したもののように感じました」と当時の記憶を回顧。
続けて、武田さんは「その後、実は個人的にですね、こんな言葉をいただいたこともあったんです。自分にとって大事なことを、これだけはやりたいということが自分の未来を開くのではないか。本当にその通りに生きられた坂本さんだと思いますし。私もその言葉を深く心に刻んで、これから一生、生きていきたいなと思っています」と、忘れられない坂本さんの言葉を明かします。
また、武田さんは「本当に心からご冥福をお祈りしたいと思います。坂本さん、ありがとうございます」と深々と頭を下げ、故人を追悼しました。
今回の放送にはネット上で、「坂本龍一さん追悼を深く取り扱ってくださりありがとうございました。武田アナのNHK時代のインタビューにも触れてくださり、本当に感謝です」「武田アナは御自身のNHKアナ時代の坂本龍一さんとの事を話されていた。落ち着きがありそして重みがあって聴きやすかった」「武田アナが紹介する坂本龍一さん。心にグッとくるものがある。万感の思い…」などのコメントが上がっています。
オープニングで緊張を隠せない武田さんの姿は新鮮ですね。
また、武田さんにとっても人生の指針となった坂本さんの言葉が素敵でしたね。
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)