12月28日放送の「YOSHIKI緊急出演!年間ミュージックアワード2022直前SP」(日本テレビ系)では、X JAPAN・YOSHIKIさんが今年急逝したYOSHIさんへの思いを語り話題を集めました。
(画像:時事通信フォト)
■YOSHIKIが今年一番聴いた曲は?
YOSHIKIさんは世界で活躍できるバンド&ボーイズグループを発掘するオーディション「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」のプロデューサーを担当。
YOSHIKIさんとオーディション選抜メンバーは28日に放送される音楽特番「発表!今年イチバン聴いた歌~年間ミュージックアワード2022~」に出演。
本番を前に安村直樹アナウンサーはYOSHIKIさんにインタビューを実施。
番組のタイトルにちなみ「YOSHIKIさんが今年一番聴いた歌何でしょうか?」と尋ねると、YOSHIKIさんは「聞きます?僕にそれ…それはもう『XY』という、オーディションのテーマ曲にもなってる。皆さんがとても大勢の方々がこの曲を歌ってくれたって事で今年一番聴きましたね」と答えます。
続けて、YOSHIKIさんは「普通自分の作曲した曲はその作業の過程で聴くじゃないですか、今回それにオーディションも加わったので、これでもかっていうぐらい聴きましたね。しかも何百バージョンもオーディションに参加してくれた方々の声を聴いたので、こんな事ってないなって僕の人生、音楽人生長いけど」と特別な経験になった事を明かします。
■「僕に出会った時からきっとスターだった」急逝したYOSHIは「才能の塊」YOSHIKI、改めて存在感語る
オーディションを経てバンドメンバー4人が決定し、年内デビューを目指し準備していましたが、ヴォーカルのYOSHIさんは2022年11月5日に19歳の若さで急逝。
YOSHIさんは生前、オーディションの課題曲「XY」をレコーディングしていました。
「ミュージックアワード2022」では、録音したYOSHIさんの歌声と共にオーディション合格者とYOSHIKIさんはスペシャルステージを披露。
YOSHIKIさんは「このプロジェクトの中でYOSHIくんを失うというすごい悲しい出来事があって、多分僕らを含めて立ち直れてはいないと思うんですね。だけど一生懸命前に進んで行ってる。僕らが前に向かう事によって伝えていけるんだろうな。逆にそうしなきゃいけない。YOSHIのレガシーを伝えるためにも頑張んなきゃいけないな」とYOSHIさんへの思いを明かします。
また、安村アナが「改めてYOSHIさんはどんな方でしたか?」と尋ねると、YOSHIKIさんは「僕は本当にお会いした時にビックリしたんです。何でこんな才能の塊のような彼がここにいるんだろう?まだここにいるんだろう?っていう。色んな意味で僕に出会った時からきっとYOSHIはスターだったんだな」と応えます。
続けて、YOSHIKIさんは「本当に会えて光栄だと思ってるって自分から言ったと思うんだけど」と当時を回想。
「短い人生だったかもしれないけど、すでにスターだったっていう…ビックリしました」とYOSHIさんの才能を絶賛しました。
さらに、YOSHIKIさんは「彼がいかに素晴らしかったか、いかに才能があったアーティストだったかっていうのを届けたいですね。僕らの演奏を天国からきっと見ている。『ちゃんとピアノ弾いてくれ』とか言われそうだなプレッシャーだな」と今夜のパフォーマンスへの意気込みを語りました。
今回の放送にはネット上で「YOSHIさんのレガシーを伝えるためにも、YOSHIKIさんと皆さんとの愛が想いが込められた一夜限りのスペシャルパフォーマンス心して拝見します」「TVの前で私達ファンも待っています」「YOSHIのレガシーだって、YOSHIKIさん愛だわ」「YOSHIくんもきっとステージにいると私は思います」などのコメントが上がっていました。
YOSHIKIさんの言葉の隅々からもYOSHIさんの才能を評価していた事が伝わってきました。
YOSHIKIさんに「プレッシャーだな」と言わせるほどのYOSHIさんは、凄まじい存在感ですね。
グループの今後についても目が離せません。
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)