12月25日放送の「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)では、ビートたけしさんが「M-1グランプリ2022」王者のウエストランドについて語り、話題を集めました。
(画像:時事通信フォト)
■ビートたけし、M-1王者ウエストランドについて聞かれ「知らないねえ、バカヤロー!」
史上最多7261組がエントリーした「M-1グランプリ 2022」の決勝が18日に開催され、ウエストランドが優勝。
「M-1」について、阿川佐和子さんが「いかがでした?」と話を振ります。
するとたけしさんは、記者から「『毒舌漫才のウエストランドが優勝しました。元祖毒舌漫才のたけしさんどう思われますか? ツービート、爆笑問題、ウエストランドときましたが、元祖としてはどうですか?」と聞かれたことを明かし、「知らないねえ、バカヤロー!」と答えたとか。
記者は、「流石に毒舌ですね!」と言っていたとのこと。
また、阿川さんが「今回のこの優勝については」と聞くと、たけしさんは「まあ1年間はどうにか今までの分、取り返すぐらいの影響はあるから、まあ頑張ってほしいけど」と、ウエストランドにエールを送ります。
続けて、「でも可哀想なのは、ここ2~3年はコロナで営業がなくなって、随分苦しい思いしたんだと思うんだよね。もともと1日500円とか1000円のタレントがパッと上がるわけだから良かったけども…。とにかく実力ないと、他局で番組、俺持ってるけど、上手いのが並ぶ…そこに入ってくるのが大変だよね。やっぱり何十年選手が強いのいるから」と、先輩の人気芸人と肩を並べるのが大変と持論を展開しました。
■大竹まことはあのコンビを絶賛
以前審査員を務めていた事もあったシティボーイズ・大竹まことさんは、「ウエストランドは勢いがすごくあったね。多分、会場を席巻したんだろうなと。テレビと現場とは全然違うからね、それはわかるんだけど」と、ウエストランドの優勝について率直な感想を明かします。
また、「男性ブランコっていうのが、音符運ぶコントやってたんだよね。漫才じゃなくてコントみたいに見えるんだけど、これは笑わせてもらったな。全然ありそうもない世界の話をずっとして、音符飛ばすと相方がすぐ死んじゃうんだよね。何回もオチもわかってるんだけど、笑っちゃったっていうのはあったね」と、男性ブランコのネタを絶賛。
「現場はやっぱりちょっと雰囲気が違ったのかもしれないね」と、会場とテレビ視聴との温度の違いについて言及。
するとたけしさんは、「テレビと生とは違うんだよね、面白いね。バンドと同じだね。テレビのロックバンド見るとテレビつまらないじゃない。でもライブで見るとこうなっていいなと思うんだけど、そういう事もあるよね」とロックバンドを例えに出して大竹さんに同調しました。
今回の放送にはネット上で、「たけしさんがウエストランド語ってて嬉しい ツービート、爆笑問題、ウエストランドって並べてた」「大竹まことさんが、M-1では男性ブランコのネタが面白かったって仰ってました!私もそう思いまーす!」「テレビと生は違うっていろんなことに言えるよな…本当に違う、会場の雰囲気とお茶の間」などのコメントが上がっています。
会場とテレビでは温度差が生じるという話は興味深かったですね。
また、大竹さんが男性ブランコを絶賛していたのは印象的でしたね。
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)