12月23日放送の「NHK MUSIC SPECIAL」(NHK総合)に矢沢永吉さんが出演。
矢沢さんは20日に予定されていた武道館公演を中止した理由を明かし話題を集めました。
(画像:時事)
■矢沢永吉が武道館公演を中止にした理由とは?
いよいよ今夜10時
NHK総合で『NHK MUSIC SPECIAL 矢沢永吉 ~激白!超えられなかったあと1本~』
が生放送されます!
是非お見逃しなく。#矢沢永吉 #NHKMUSICSPECIAL pic.twitter.com/h1sXuf44mQ— 矢沢永吉 公式アカウント (@official_YAZAWA) December 23, 2022
今年デビュー50周年を迎える矢沢さんはホール&アリーナツアー「EIKICHI YAZAWA CONCERT TOUR 2022 ~ONE FIFTY~」を開催。日本武道館公演は12月15日より全4公演にわたっての開催が予定されていました。
ツアー最終日となる12月20日の日本武道館では、前人未到の日本武道館ライブ通算150回を達成するはずでしたが、喉の不調を感じた事もあり公演を直前で中止。
記念の150回目の公演は来年以降に持ち越しになりました。
高瀬耕造アナウンサーとの対談の中で、矢沢さんは「149回終わった時、あら? ちょっと、これハイパート(で喉に負担が)きたかな? みたいな」と状況を語り始めました。
「ハイパートでずっと歌う曲が1曲あるんですけど、あれがちょっとどうかな? みたいな。でも、次の日が休みですから。この休みで絶対に戻そう。休みの次の日が150回目ですから期待してました」と、直前まで150回公演を諦めていなかったそう。
しかし、「18時半になっても戻らないんじゃないか。戻ったとしてもあの思うステージはちょっと難しいんじゃないか。どうしよう、どうしようって思った時にしょうがない。いいステージしたいですから。ちょっと格好つけるんですけどね。うちのマネージャーに電話入れて。もちろん前の日から僕は言ってましたから、もしもの事があった場合に朝、判断するから。電話しました申し訳ないって」と当日に中止を決断。
また、矢沢さんは「今、幸いな事にeティケットですから各皆様のお客様の携帯の方で直接知らせる事できますから、やろうと決めるんだったらちょっとでも早い方がいい。午後よりも午前中がいい。そんな感じでしたね」と苦渋の決断を迫られた経緯を明かしました。
「僕はまだ現役でやるんだ」再びの150回に向けた心境激白!
インタビューの最後、高瀬アナが「今回、超えられなかったという事ではあるんですが、来年以降、150回の大記録に来年に挑むという事で、これはまた立ち上がってケジメをつける目標にハッキリなりましたよね」と伝えると、矢沢さんは「堅いケジメとかいう言葉じゃなくて…。来年、僕はまだ現役でやるんだという事でスケジュールを切ってやれたら最初の武道館が150回目の記念する時になりますね」とコメント。
続けて、高瀬アナが「その先もって事ですよね」と尋ねると、矢沢さんは武道館やるっていったら4回、5回は組めたらいいなと思ってますから、やっぱり150超えたらそっからまた先ですよね」と語ります。
さらに、矢沢さんは「あとはやっぱり健康。僕ね、ステージの上でよく言うんですけど、ラストの曲になると、皆さん、今日はありがとうございますと同時にあと何年歌えるか分かりませんけども僕は歌えるまで歌いたいんですってはっきり言うの。今日は本当にどうもありがとうございますっていう時に本当にそう思ってる。歌える、僕のチケット買って見に来てくれるお客さんがいるこんな幸せな事ないよねっていうのがこの年になったら本当に思います」と想いを明かします。
「だから一つやれる事があったら充分ですよねってそういう事を言うようになったんですね。だから、通過点になるようにやっぱり体と一緒に…。あのね、ボーカルっていうのは面白いんですよ。これ(喉は)筋肉ですからね」と語りました。
今回の放送にはネット上で「永ちゃんの生放送観たけどやっぱかっこいいわあの人」「永ちゃんのファンで良かったと思ったし、永ちゃんを追い続けた自分は間違えてなかったと思った」などのコメントが上がっています。
インタビューの中で矢沢さんのまだまだ現役で歌い続けたいという矢沢さんの熱い気持ちが伝わってきたのが印象的でしたね。
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)