12月20日放送の『氷川きよし 22年の感謝を込めて 限界突破RADIO』では、限定復活した人気コーナー『きよ劇場』がファンの間で話題になりました。
(画像:時事)
■ラジオの人気コーナーが限定復活!
年内で活動休止をする氷川さんが20年以上にわたり、文化放送で冠番組を務めてきたことを記念し、リスナーへ感謝を伝える特別番組として放送された『氷川きよし 22年の感謝を込めて 限界突破RADIO』。
番組では、ゲストとして登場した寺島尚正アナウンサーと一緒に『氷川きよし節』時代に放送していた“きよ劇場”を繰り広げる場面がありました。
『氷川きよし節』で氷川さんと共に長年パーソナリティを務めていた寺島アナ。
“きよ劇場”では、昔話をラジオドラマ風に読み上げますが、2人が演じるお爺さん、お婆さん役が「見事」だと人気コーナーとなっていました。
そして今回は日本昔話の『笠地蔵』をオリジナルストーリーで実施。配役はお婆さんを氷川さん、お爺さんを寺島アナが行いました。
■22年の感謝を込めた『きよ劇場』が全力すぎてお腹痛いwww
氷川さん演じるお婆さんと寺島アナ演じるお爺さんのやりとりとナレーションで物語が進みます。
『笠地蔵』は貧しくも、心優しいおじいさんとおばあさんのお話。
番組のオリジナルストリーリーでは、大晦日の夜、餅を買うために手作りの傘をお婆さんが町に売りに行きます。
しかし、1つも売れず…。お婆さんは帰り道に雪が積もるお地蔵さまに「寒かろうな」と持っていた笠を被せてあげます。
すると、おばあさんがあげた笠を被ったお地蔵さまが夜中に、2人の家にお正月のお餅やご馳走を置いて行ってくれました。
そこから、お地蔵さんが置いて行った贈り物をお爺さんとお婆さんが見る場面で、寺島アナと氷川さんは、お爺さんとお婆さんが贈り物の中に氷川さんのグッズや氷川さんのプロマイドが入っていることに気付くというような新しい台詞をプラスします。
さらにお婆さん役の氷川さんは「もしかしてNBSの脱毛機も入ってるのか…さすがに脱毛器は入っとらんみたいね」と言って、自身がアンバサダーを務める脱毛機も入っているのではというジョークも挟み、場を盛り上げました。
■氷川きよしが演じるお婆さんが凄い!
見事に最後までお爺さんお婆さんを演じきった寺島アナと氷川さん。
お話を終えた寺島アナは「それにしてもキーナのアドリブが凄いですよ」と吐露します。
これに氷川さんは「スイッチ入っちゃうんですよ。お婆さんだと」「実際は自分はお婆さんなんだと思いますよ」と言うと「私92です」「若いのに心は92歳よ」と再びお婆さんの声で冗談交じりにコメント。
そして、このお婆さん声を出す際のポイントは、顎をずらして下の歯を見せるように喋ることだそうで、こうすると「ニュアンスが出るので、分かり易いお婆様のお声にし易い」とのこと。「ずらし法っていうんですよ、それを。下ずらし法」と手法名まで決めていました。
ネット上では「きよ劇場、面白すぎるよ」「これから辛いことあったら、きよ劇場聴いて乗り切りたいくらい面白すぎたwwwすっごい笑ったお腹痛い」と、寺島アナと氷川さんの素晴らしい演技とアドリブに絶賛の声があがっていました。
また、お婆さんの声に対し「おばあさんってこれ、ババロアさんだよこれ。笑いが止まらない」「笠地蔵のばあちゃん、ババロアやん(笑)」という声も。
『氷川きよし特別公演』で氷川さんが演じる教育係のメイド・ババロアを思い起こした方も多かったようです。
氷川さんが演じたお婆さんの声のクオリティーの高さには驚いてしまいました。
またお話の終盤、グッズや脱毛機など畳み掛けるようにアドリブで挟んできたところは遊び心があって面白かったですね。
【番組情報】
氷川きよし 22年の感謝を込めて 限界突破 RADIO
https://radiko.jp/share/?sid=QRR&t=20221220190000
(文:ジョブリナ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)