小室哲哉、歌詞は手書き…楽曲制作過程がよく分かる貴重映像ひっそり解禁されていた「ちょっと今のは歌詞のヒントになる」

投稿日:2022/11/02 14:47 更新日:

11月1日の「天才てれびくんhello」(NHK)にて小室哲哉さんがプロデュースした楽曲「Be The World」の制作に密着したドキュメントを放送。「貴重な映像」と視聴者の間で話題になっています。

小室哲哉

(画像:時事通信フォト)

天てれの企画で小室哲哉が楽曲をプロデュース!曲づくりのために取材も

番組では「MTK(Music Terebi Kun)」という「天才てれびくん」に出演する“てれび戦士”たちがプロミュージシャンさながらにレコーディングからミュージックビデオの撮影まで行う企画を実施。

今回、この企画の楽曲プロデュースは音楽家の小室哲哉さんが担当しました。

てれび戦士たちの前にリモートで登場した小室さんは、曲作りのためにてれび戦士のリアルを取材。その中で、コロナ禍になる前と今の学校生活の違いやコロナ禍で一番困ったことなどを訊ねます。

てれび戦士たちは、コロナ禍では色んな場面で我慢を強いられたこと、また小学1年生が入って来ても、マスクを外した顔を見たことがないから「ちゃんと見たい」と思うこと、そして給食のときマスクを外すと「こんな顔だったかぁ」という風にみんなが周り見ることなどをあげました。

これらを聞いて、小室さんは「ちょっと今のは歌詞のヒントになるんだろうね。本物の顔を見てみたいというのは色んなことに繋がるよね。素顔の『素』と心の素をみたい、みたいなね」とコメント。

てれび戦士たちとの些細な会話から曲のテーマになりそうな『素』という言葉を導き出します。

そして、歌う5人のてれび戦士たちに「テレビを観てくれる人たちを“茶の間戦士”って言うんだよね?茶の間戦士の子たちに、元気を出すというか応援をするというか…茶の間戦士に届ける架け橋になるのがてれび戦士の5人たちなんですよ。よろしくお願いします」と、激励の言葉を贈りました。

小室哲哉の曲づくりに密着!視聴者からは「貴重な映像が満載」の声

その後、番組は小室さんが楽曲を制作するところに密着。

まず、頭に浮かんだイメージを和音にして演奏し曲の土台作りをしてから、リズムを加えて、最後に歌うメロディをのせていくというやり方で曲づくりをする小室さん。

「5人の話を聞いていて、決して全部明るい楽しい意見ばかりではなくて、寂しかったりとか辛かったりとか大変だったというのは多かったので」と、少し切なげな和音で曲の土台を作っていました。

そして、気になる歌詞の制作過程では、A4用紙に黒いサインペンで手書きしていく貴重な姿が。コンピューターを駆使した楽曲作りのイメージがある小室さんですが、歌詞の部分は意外にも手書き。

サビ、Aメロ、Bメロと3種類の用紙が出来、これを横に並べて組み合わせていくことで完成するのだとか。

やがて歌詞も出来上がり小室さんプロデュースの楽曲「Be The World」が完成。

サビには「素の笑顔、素顔、素直」という歌詞も入り、子供たちの背中を押すような曲となっていました。

そして、てれび戦士たちが一生懸命に歌のレッスンを受ける様子や小室さんがめったに立ち会わないというレコーディングの様子もオンエアされました。

今回の放送についてネット上では「子供達の声を、歌詞にしてくれた!凄い!TK凄い!」「この世界線スゴくない」「貴重な映像が満載でめっちゃ良かった」「小室哲哉さんの偉大さを実感した」といった声があがっています。

貴重な楽曲制作過程が音楽番組ではなく子供向け番組のなかで明かされたのは面白い試みですね。なかなか見ることが出来ない様子を見ることができて、胸が高鳴った視聴者は多かったようです。

コロナ禍の生活に対するてれび戦士たちの本音を取材して、その想いを汲み取る小室さんの姿は印象的だったのではないでしょうか。

(文:ジョブリナ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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