9月1日放送の「SONGS」(NHK総合)では、郷ひろみさんがゲストとして登場。郷さんが「スター」と言われる事について持論を語り話題を集めました。
(画像:時事通信フォト)
■郷ひろみ「紅白」の裏話を明かす
この後22:00~#郷ひろみ が登場!
代表曲 ♪#言えないよ
最新曲 ♪#ジャンケンポンGO!! を披露!#50周年スペシャルメドレー では
♪2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-
♪お嫁サンバ
♪セクシー・ユー(モンロー・ウォーク)
♪GOLDFINGER '99
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— NHK SONGS (@nhk_songs) September 1, 2022
番組責任者の大泉洋さんが司会を務めた昨年の「NHK紅白歌合戦」で、白組トップバッターを務めた郷さん。代表曲『2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-』を披露していました。
大泉さんが「紅白」について尋ねると、郷さんは「僕の中ではすごくありがたいなっていうふうには思ってますよ。トップバッターっていうのは華やかでなきゃいけない、何か自分に課してる部分ありますよね」とコメント。
続けて、大泉さんが「どうなんですか?去年の始まり方なんていうのは外から?始まってうわ〜っと中に入ってくる」と話を振ります。
すると、郷さんは「そうですね。あの『ここは走って下さい』とか…『ここはちょっと階段が長いところもあれば短いところもあって、だから気をつけてください、でも気をつけて走ってください』(って言われて)『走るんですか?』って、『じゃないと歌間に合わないんで』って」と昨年の「紅白」の裏話を明かしました。
この話を聞いた大泉さんは「僕はてっきり勝手に走ってるんだと思ってました。『ここは 走って下さい』って言われるんですか?鬼のような…誰だ!?演出したの!酷いですね」とツッコミを入れます。
また、大泉さんが「俺もだから見てて速ええ〜と思ったんですよ。なんて速いんだと思ったらあの速さじゃないと歌に間に合わないんですね」と聞くと、郷さんは「間に合わないんですよ」と振り返りました。
■郷ひろみ、名言爆誕!『郷ひろみを続けてるだけなんですよ』
1972年8月1日に『男の子女の子』をリリースして歌手デビューを飾った郷さんは、今年が50周年のアニバーサリーイヤーとなります。
そして、デビューから9年後の1981年、38枚目のシングルとなった『お嫁サンバ』について、歌詞を貰った時に戸惑ったという郷さん。
その事を踏まえて大泉さんは「その『お嫁サンバ』が出る時に、その時にはもう押しも押されぬスターなわけじゃないですか。そこで『いやこの歌詞ないでしょ』って言ったら、郷さんだったら『もう変えてよ』って言える力があったと思うんですけど、そこで諭されてなるほどそうだと納得するのがすごいなと思うんですよね」と話を振ります。
すると、郷さんは「でも正直な話、僕自身スターだとかアイドルとか思った事ないんですよね。それは僕が決める事じゃなくて人が決めればいいなっていう感覚なんですよ。僕は何を続けてるかっていうと郷ひろみだなって」とコメント。
続けて、郷さんは「見た人が『あっ、あの人はまだアイドルだね』って『あの人は大人の歌手だね』『あの人はスターだね』っていうものを勝手に決めればいいかなっていうふうに思ってるんですよ。僕は本当に全くそういうふうなの思った事がないんですよ。郷ひろみを続けてるだけなんですよ」と名言を残しました。
■郷ひろみの名言に反響
今回の放送について、ネット上では「NHKで郷ひろみさん見てるけどすごい……来月67歳とか信じられん。歌もほんと名曲ばかり。『郷ひろみを続けてるだけ』言葉の説得力」「『郷ひろみを続けてるだけです。』素敵過ぎます。60過ぎて、これだけ大スターでの謙虚さ」「50年輝き続ける理由は?と問われた郷さん。『郷ひろみを続けてるだけです。アイドルをやってると思ったことはなくて、見た方がアイドルだ、スターだと言ってくれるなら…』カッコよすぎる…」などのコメントが上がっています。
「郷ひろみを続けてるだけなんですよ」という言葉は第一線で活躍し続ける郷さんだからこそ説得力を持つ名言でしたね。
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)