8月25日に配信されたお笑いコンビ・ダイノジのYouTubeチャンネル「ダイノジ中学校【ミュージックチャンネル】」の動画では、かつて一世を風靡したロックバンド・BOØWYでドラムを担当していた高橋まことさんが登場。駆け出し当初のエピソードなどを明かし、話題になりました。
■BOØWYも駆け出しの頃はお金がなかった!?当時は九州までレンタカーで移動?
動画ではダイノジの大谷ノブ彦さんが「お仕事一緒にさせてもらった時の打ち上げで、色々と(話)を聞いて。すっごい面白くて」と切り出し、BOØWY時代のエピソードを振り返ることになります。
「話が上手いんですよ、まことさん。上手いのよ、漫談が」と続けると、高橋さんは「漫談じゃねえって!」とツッコみを入れて、周囲を笑わせました。
大谷さんは「最初から売れているバンド」と当時のBOØWYに対するイメージをぶつけますが、高橋さん曰くそれは違うとのこと。
最初から新幹線や飛行機などでツアーを回っていたのではなく、当初はレンタカーを借りていたそう。高橋さんは「自分達で楽器車も持ってないんだもん。九州とかに行くってなった時に『レンタカー借りるしかねえな』ってレンタカー借りて」と工面していたと言います。
「自分達だけでやってたから、お金がないのよ。車借りたりとかするしかなかったから」と続け、1枚目のアルバムである『MORAL』や2枚目の『INSTANT LOVE』まではそのような生活が続いていたと話しました。
■高橋まことが当時の驚愕エピソードを大放出!
BOØWY時代の裏話は続き、ダイノジの大地洋輔さんは「佐賀かなんかのお祭りで、ギャラが野菜だったっていう」と、BOØWYにまつわる"噂"を聞き出します。
高橋さんは「それ、ホントホント」と即座に認めた後「3万人集まるって言われてたのよ。当時のロフトの店長をやってたやつから、話が回ってきて『佐賀で3万人だぜ?ここ行くしかねえだろ!』ってなって」と、ライブ出演に至った経緯を説明しました。
「それで楽器車借りて、楽器を自分達で全部積み込んで、佐賀まで行って」と当時の状況を語る高橋さん。「行ったら、ただの村祭りみたいな。なんかさ、『佐賀県民の森』っていうダム湖があって。そこにちょっと、野外音楽堂みたいななのができてるわけ」と激白します。
「そこの村の村長さんが学校のテントみたいなのを出して、もう完全に村祭りじゃん」とメンバー一同驚愕だったそう。実際、お客さんは30人前後だったと言います。
■伝説のバンドBOØWYのギャラは野菜だった?
高橋さんは、佐賀でのライブ出演について「俺たちが遠投してる前で、ガキが『ワーっ!』って言いながら走りまくるみたいな」と、想定とは異なるイベントに驚いていたようです。
「それでも、行ったからやらずにはいられないだろ?真面目にやりましたけど」と話すと、「それがこの頃ね、YouTubeに上がってたの!」と、現在も観られるとのこと。
そして、ライブはなんとか終わり、マネージャーがギャラを貰いにいったところ、両手に大きな袋を持ってメンバーの元に帰ってきたと言います。
高橋さんが「お前どうしたの?それ」と聞くと、マネージャーは「貰った」と返答。中を見ると、レタス、ナス、キュウリ、トウモロコシの夏野菜が詰まっていたのだとか。
「金は?」と聞く高橋さんに、マネージャーは「貰ってきてない」と即答。高橋さんは「これがギャラなわけねえだろ!」と思ったそうですが、もう1度マネージャーを向かわせると、貰ってきたのは焼酎の「さつま白波」の一升瓶。
「焼酎じゃ帰れねぇんだよ」と思っていた高橋さん。3回目にようやくお金を貰えたそうで、高橋さんは「村長、結構腹黒いよね」と笑いながら振り返りました。
■高橋まことのトークに魅了される人続出
ネット上では「まことさん喋りうますぎて笑い死ぬw」「興奮しながらたのしく見させてもらいました」「面白かったっす!すばらしープログラムどうもありがとうございましたっ」と、高橋さんのトークを面白がる声で溢れました。
BOØWY時代のエピソードを高橋さんが面白おかしく語っており、彼のトークに引き込まれた人が多かったようです。
【番組情報】
ダイノジ中学校【ミュージックチャンネル】
https://www.youtube.com/watch?v=1BYQFk-ADz8
(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)