7月27日放送の「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK総合)では、出川哲朗さんに密着。出川さんは自身について、「芸人ではない」と持論を展開し、話題を集めました。
(画像:時事)
■出川が「芸人ではない」と言い切る理由とは?
#ヤバいよヤバいよ とうとう今夜です!
7時57分からは #プロフェッショナル #出川哲朗
放送前最後の密着舞台裏は、家族での食事風景です。#リアルガチ のヤバいヤバい頂きました!
皆さん今夜8時前にはテレビの前へ!(NHKプラスでも同時配信します。)
お楽しみに! pic.twitter.com/3AdYgiBM1i— プロフェッショナル仕事の流儀 (@nhk_proff) July 26, 2022
密着中のインタビューで、出川さんの口から「僕、芸人ではないですね、実は」と、意外な言葉が出ます。
そう思う理由について、出川さんは「やっぱ芸人さんって本来は、舞台に立って漫才コントをやって、客前で舞台に立ってる人が、やっぱ芸人さんだと思うんですよね」とコメント。
続けて、「コントとか漫才とかもやってないので、芸人さんとは本当は言えないんですよ。もう本当に逃げなのかもしれないけど、リアクション芸人。『出川哲朗は何だ?』って言われると、『リアクション芸人です』ってしか言えないですね」と、持論を展開します。
「リアクション芸」について、出川さんは「だって僕、それ以外にないから、リアルに体を張ってみんなに笑ってもらって事しかできなかったんで」と、それが芸能界を生き残るための手段だった事を明かします。
■出川がリアクション芸の未来に言及
放送倫理・番組向上機構(BPO)は今年、出演者が痛がる様子を笑いの対象にするようなバラエティー番組の演出について、青少年が真似をしていじめに発展する危険性があるなどとして、制作者に配慮を求める見解を出しました。
その事について出川さんは、パンサー・尾形貴弘さんとの会話の中で、「崩れないから、やり続けるから」と、リアクション芸をやり続ける事を宣言。
出川さんは、「これ難しいかもしれないけど、歌舞伎とかが古典になってるように、俺らの熱湯風呂とかザリガニも古典芸みたいな風にしていっちゃおかなって…。この人たちは特殊な訓練を受けた人たちじゃないですけど、特殊な人たちがやっているっていう笑いにはできるような気がするんだよね」と、リアクション芸の未来についても言及しました。
■「出川っていう人間がプロフェッショナル」堀内の発言に注目集まる!
芸人仲間と食事中、出川さんは「この何ヶ月スケジュール見て、スタッフさんとも話してんだけど、やっぱ体張る機会がそんな自分では意識してなかったんだけど、減ってんのよね。だから何が"プロフェッショナル"なんだ」とコメント。
すると、ネプチューン・堀内健さんは、「俺は思うんだけど、出川さんはリアクションもプロフェッショナルだけど、出川哲朗っていう人間がプロフェッショナルだから、別に普通にしてりゃいいんですよ。トーク、リアクション、ひな壇、そういうジャンルのプロフェッショナルじゃないんですよ。出川哲朗っていう人間がプロフェッショナルだから、別に自分でそんなカテゴリー分ける必要ないと思いますよ」と語りました。
今回の放送にはネット上で、「『出川哲朗という人間がプロフェッショナル』ホリケンの言う通り」「今日のプロフェッショナルは良回すぎた。ホリケンが言う通り、出川さんは出川哲朗というプロフェッショナルなのだ。出川を極めた男。かっこよい」「ホリケンが言ってた『出川哲朗っていう存在がプロフェッショナル』っていうのが言い得て妙だったなあ」などのコメントが上がっています。
最初は出川さんの事を「プリンちゃんと呼びたい」と話し茶化していた堀内さんが、急に真面目になり、「出川哲朗っていう人間がプロフェッショナル」と伝える場面が素敵でしたね。
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)