毎週木曜日の深夜に放送されているテレビ番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(テレビ東京系)。6月23日の放送では、ものまねタレントのJPさんがダウンタウン・松本人志さんのものまねでブレイクを果たすまでの道のりを明かし、話題となっています。
(画像:時事)
※画像は松本人志さん
■JPを若手時代から知るネプチューン・名倉は「こんなにブレイクするとは思ってなかった」
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ものまねタレントのJPさんは、デビュー当時からずっと松本さんのものまねを続けていたものの「大ブレイク」と呼べるような仕事の激増はなかったそう。
営業とものまね番組の出演がたまにある程度で、決して「売れている」芸人ではなかったJPさん。しかし、今年1月に松本さんが新型コロナウイルス感染者との濃厚接触者となったため休みを取った際、世間に露出するきっかけを掴みます。
そのきっかけは「ワイドナショー」(フジテレビ系列)に松本さんの代役として出演したこと。これを機に、仕事が以前と比べて30倍に増えたそうです。
スタジオのネプチューン・名倉潤さんはJPさんを昔から知っているようで「松本さんのものまねで今ブレイクしているけど、もう何年も前からやっていたんだよね。やり続けるってスゴいけど、JPのものまねって全部スゴいのよ。似てないやつがない」と話しつつも「こんなにブレイクするとは思ってなかった」と明かしました。
■"あのCM"の松本人志、実はものまねタレントのJPだった!「ずっと松本さんだと思ってた」過去のCMがいま話題に
ブレイクするまでのJPさんは、営業が仕事の中心だったそう。先輩の芸人からお金を借りることもしばしばあったのだとか。
そんなJPさんにチャンスが訪れたのは2019年。松本さんとCMで共演する機会を得られたのです。
松本さんとCM共演を果たしたときの動画がこちら。
あまりにもJPさんのものまねが似すぎていて、松本さんが2名出演していると勘違いする人々が続出したようです。
JPさんは「声が似すぎていて僕って気付かれないままCMが終わったんですよ。一般の方にも、今になって『あのCM僕なんです』って言うと、『え〜!』って言われる」と告白。
ものまね芸人が出演していたということを気が付かれず、このCM出演を機に得られた仕事は1本もなかったそうです。
ネット上では「あのCM、JPさんだったんだ!」「片方JPで松本人志の合成じゃないとか、今この瞬間まで知らなかった」「ずっと松本さんだと思ってた」と、この事実に驚く声が多く見られました。
■JP、ブレイクのきっかけを掴んだ「ワイドナショー」出演は「奇跡が重なった」
営業が頼みの綱だったJPさんですが、新型コロナウイルスの影響で営業の仕事がストップしてしまい、芸人人生の窮地に追い込まれてしまいます。
このような状況の中、松本さんが自身の番組「人志松本の酒のツマミになる話」(フジテレビ系列)でJPさんの名前を挙げたことで、人生が激変するチャンスが舞い込みました。
松本さんが新型コロナウイルスの濃厚接触者となり「ワイドナショー」の出演を見送ることに。松本さんはTwitterでかまいたちの濱家隆一さんに代打を依頼するも、濱家さんも濃厚接触者となって出演は叶わず。
その後、見取り図・リリーさんに代打依頼が行ったものの、リリーさんも新型コロナウイルスの影響で出演できませんでした。最終的に松本さんが「リリーよりJPやな」とツイートし、JPさんは「ワイドナショー」出演を勝ち取ることとなったと言います。
この出演がきっかけで大ブレイクを果たしたJPさん。「(松本さんの)その1ツイートでドーンとひっくり返りました」と感謝の言葉を述べつつ、当時の出来事については「奇跡が重なった」と振り返りました。
「ワイドナショー」を機に、実力を世に知らしめるきっかけを掴み取ったJPさん。本人は"奇跡"と謙遜していたものの、今のブレイクは、コツコツ努力を積み重ねたからこそ得られた"賜物"なのかもしれませんね。
【番組情報】
じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~
https://tver.jp/lp/episodes/epapnh834m?p=1233
(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)