平日の夕方4時55分~放送されているテレビ番組「5時に夢中!」(TOKYO MX)。日本の小学校に根付いたランドセル文化が現在まで続いている理由を考察し、話題となっています。
(画像:時事)
■小学校で当たり前のように定着している「ランドセル文化」その理由を探る
【5時に夢中!】6月20日(月)
あなたはV H Sテープを持っていますか?
★マツコ・デラックスさん、若林史江さんへのメッセージもお待ちしております!https://t.co/CVymEQQIiQ #gojimu#マツコ・デラックス #若林史江— 5時に夢中!TOKYO MX (@gojimu) June 20, 2022
日本では昔から小学校に入学すると、ランドセルを背負って通学することが当たり前になっています。
しかし、ランドセルはカバンそのものの重量が重く、値段も高いことから、現在まで何の疑問も抱かずにランドセル文化が定着しているのはおかしいのではないかという意見が先週の放送で話題にあがりました。
このような中、ランドセル研究の第一人者である大正大学の白土健教授によると、小学校として「ランドセルを使うことをマスト」にしているのではなく「教科書が入るサイズで両手が自由に使える背負い式のカバン」であればいいとのこと。ここまで定着した背景には「親御さんの同調圧力」があるのではないかという意見が発されました。
スタジオのマツコ・デラックスさんは白土教授の一通りの意見を聞いて、内容よりも気になった部分があるそう。「その先生、ものすごい穏やかで丁寧な喋り方されてるのに、なんで奥様のことだけ『女房』って呼ぶんだろう。なんかね、意外とラフな感じだったりするのかね」と話し、スタジオ陣を笑わせます。
マツコさんと同じ意見を持った人も少なくなかったようで、ネット上では「思った!女房って呼び方w」などの意見が見られました。
■マツコ、今どきの教育事情に「可哀想」
スタジオはランドセルに関する学術的な考察を受けて、ランドセル自体の重量よりも中身の重さが問題であることが明らかになります。
教科書を学校に置いていくことが禁止されている学校もあり、非常に重い荷物を持って登校している小学生が多いそうです。
マツコさんは「先生も仰ってたけど、やっぱりちょっと中身減らしてあげないと可哀想よね。3年生(の平均的な重さが)11kgよ?大変。ちょっと考えなきゃダメだわ」と話し、所謂"置き勉"を少しでも認めてあげるべきだとの見解を示します。
■マツコ、同調圧力に理解「でも、怖いよね」
また、周囲の子どもたちが皆ランドセルで登校していることから「同調圧力」の部分にも言及されました。特に、親は自分の子どもだけが異なるバッグを持つことに違和感を抱くことが多く、結果としてランドセル文化の定着に繋がっているのではないかとのこと。
学校側でランドセルの使用を強要しているわけではないケースが多いそうですが、マツコさんは「でも、怖いよね。自分の子だけってのも」と、保護者の視点に立った上で発言。
株式評論家・若林史江さんが「うちやってみようかな(子どもが)来年から小学生になるから」と話すと、マツコさんは「やだ、すごい。アンタが変えていくのよ、世の中を」と笑いながら話しました。
ネット上では「置き便が認められている小学校が半数って意外」「全部持って帰るならリュックの方が良さそう」など、ランドセルの定着に関する多くの意見が並びました。
今後のランドセル事情がどうなっていくのか動向に注目したいですね。
(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)