6月3日、さかなクンのYouTubeチャンネル『さかなクンちゃんねる- FISH BOY-Sakana-kun』では、ニュースなどで話題になっている『低利用魚』『未利用魚』の解説動画を公開。SDGsを意識した観点で、さかなクンがわかりやすく解説し、話題になっています。
(画像:時事)
■『未利用魚』って何!?さかなクンの解説に目から鱗!
今回の動画では、ニュースで最近よく耳にする『低利用魚』や『未利用魚』について、さかなクンが解説。
サンマ、イワシ、サケなど、普段美味しく食べている魚は『食用魚』や『水産重要種』と呼ばれるそう。
一方、ウツボやアカエイなど、「日本全体ではあまり食用になっていない、そういった魚」を『未利用魚』や『低利用魚』と呼ぶといいます。
低利用魚は調理方法や食べ方に馴染みがないため、流通しにくいと語るさかなクンは、アイゴやギマなど、低利用魚の種類を紹介していきました。
■さかなクン「無駄のない循環ですね」
その後、回転寿司チェーン『くら寿司』が愛媛県で実施した、スギという魚をおすすめするフェアに関するニュースを紹介。
さかなクンは、スギについて「可食部、身の部分っていうは4割、40%くらい」「頭とか骨とか内臓も育てるお魚の飼料になりますので」と、フェアでの学びを真剣に報告します。
可食部以外の活用方法を見つけ出したことから、さかなクンは「今までは活用されてなかった部位も、ちゃんとお魚に戻る」と目を輝かせます。
さらに、「100%お魚を活用できるという"無駄のない循環"ですね」と、SDGsを意識した取り組みが可能であることを嬉しそうに語りました。
■入手方法聞かれまさかの荒技を推奨?
スタッフから低利用魚の入手方法を尋ねられたさかなクンは、「いっぱい手段はあると思うんですけど…」と視線を斜め上にあげ、真剣に考えます。
「手っ取り早いのは、自分で魚釣りに行って自分で釣り上げる」と釣りの仕草をしながら、笑顔で明かすさかなクン。
続けて、「街の魚屋さんや料理屋さん…」「リクエストしますと『明日ちょっと仕入れてみるか』って」と希望に応えてくれるのではないかと、楽しそうにノリノリで語ります。
また、「食べてみると、どのお魚もその魚だけの魅力があります!」と、熱く語ったさかなクンでした。
視聴者からは、「これは、自由研究に使えそう!」「大切なお話をされるさかなクンってめちゃくちゃかっこいいです」「解説が分かりやすかったです」「このトーンいいですね」など、動画を楽しんだ人の声が上がりました。
馴染みの薄い魚についても、わかりやすく親しみやすい雰囲気で解説した今回の動画に、目から鱗が落ちた視聴者も多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
さかなクンちゃんねる - FISH BOY - Sakana-kun
https://youtu.be/XEbo4mSjlVI
(文:葉加瀬ミカ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)