5月30日に放送された「5時に夢中!」(TOKYO MX)では、広さを表現する「東京ドーム何個分」という例えの曖昧さについて議論が繰り広げられる場面が。マツコ・デラックスさんがこの表現に物申す場面があり話題になりました。
(画像:時事)
■【これは共感!】ビール消費量『東京ドーム何杯分』の表現に…
広さを表現する際に必ずと言っていいほど用いられる表現「東京ドーム何個分」。しかし、行った回数の少なさ故に、広さを明確に捉えにくいと感じているスタジオメンバーも多いそうです。
他に代わる表現がないから用いられているという意見が発せられたことから、もっと世の中の人が共通認識でわかる例えを探すことに。
マツコ・デラックスさんは「でも、東京ドーム3000個分って言われるよりは、25メートルプール何万個分って言われた方が」と話しつつも「わかんねえなあ」と発言します。
他のスタジオメンバーも考えを巡らせますが、より多くの人が共感できる例えを見つけるのは難しかったようです。
広く使用される表現なだけあって、マツコさんは納得できない「東京ドーム何個分」があったのだとか。
「私一回前笑っちゃったのが、ビールの消費量を『東京ドーム何杯分』って言われた時に、大きさもよくわかんないけど、あの(東京ドームの)中に入る容積わかんねえよって思って」と話し、周囲を笑わせました。
■マツコが定着した背景を予想「もうなんか惰性だと思う」
マツコさんはこの表現が定着した背景に、プロ野球の巨人戦がテレビで放送されるようになったことを挙げます。
「私それより、もうなんか惰性だと思う。巨人戦をいっぱいやってたじゃん昔。後楽園球場だったじゃん昔。『後楽園球場何個分』だったのよ、昔は」と話し、巨人の本拠地が用いられていることが多かったと発言しました。
また「東京ドームになってからもまだ、巨人戦って全国放送してたじゃん?なんとなくだけどこう、みんなが身近に感じる巨大建造物って、後楽園球場と東京ドームの流れだったのよ。国立競技場ってあんまり映らないじゃん、テレビで」という観点からこの表現が定着したのではないかと推測しました。
■マツコ、本気でブチギレ「責任者誰なの!」
やはり東京ドームでは広さを想像しづらいというのがスタジオメンバーの意見。東京ドームシティなど付近の施設も含まれるのかといった発言から、混乱は深まるばかりです。
最終的にマツコさんは「責任者誰なの!本当に。ここでさ、認識がさ、どこまでが東京ドームか共通認識がないのにさ。なんでこんなにずっとまかり通ってんのよ」と話しました。
ネット上では「東京ドームってよく例えられるが、行ったことある私自身もよくわかんないwww」とスタジオメンバーに共感する声や、「『東京ドーム何個分』の責任者誰だよ!ってww」というマツコさんの発言を面白がるコメントなどが目立ちました。
加えて「全国が納得できる~個分って何だろう」という、東京ドームに代わる分かりやすい表現を探す方なども見られています。
「東京ドーム何個分」という表現で完全に広さを掴めている人は意外と少ないのかもしれませんね。
(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)