「ハッとさせられた」広瀬すず、天海祐希の言葉で"気が付いたこと"とは?

投稿日:2022/05/16 9:31 更新日:

5月15日放送の「日曜日の初耳学」(MBS / TBS系)の「インタビュアー林修」には、女優の広瀬すずさんが出演。広瀬さんが天海祐希さんについて語り話題を集めました。

広瀬すず

(画像:EPA=時事)

■ブログで「悔しい」と綴った本当の理由…

李相日監督がメガホンを取った映画『怒り』(2016)の演技が評価されて「日本アカデミー賞」の優秀助演女優賞を受賞した広瀬さん。

この時、広瀬さんはブログで「今までにない悔しいという感情に出逢ったような気がします。こんな贅沢なこと言える立場ではありませんが これが素直な本音かもしれません」と最優秀助演女優賞を逃したことの悔しさを綴っていました。

林さんとの対談の中で、広瀬さんは「これはちょっと違うくて、私自身が悔しいって事じゃないです。私は(最優秀を)もらえるはずがないので、欲しいとかっていう感情よりもあの場に呼んでいただけた事がまず嬉しかっただけだったので…。作品とか監督に対して悔しいって思ったんです」とコメント。

続けて、広瀬さんは「やっぱ李さんの作品ならではの現場の景色があるんですね。そこに映画に参加する人間としてすごい感動したし、もっと自分達だけじゃなく周りの人にこの映画を作れたすごさを知って欲しかったんですよね」とブログに綴ったメッセージの真意を明かしました。

■「ハッとさせられた」広瀬すず、天海祐希の言葉で"気が付いたこと"とは?

そんな広瀬さんを心配したのが天海祐希さんでした。天海さんと広瀬さんは、映画『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』(2017)で共演しています。

ある時、広瀬さんは「『チア☆ダン』で 先生役でご一緒させていただいた事があったので、何かこう普通にいつもみたいに挨拶しに行こうと思って、楽屋コンコンってしたらパッて腕掴まれてドアバンって閉められて何だろうって思ったら」と天海さんに楽屋に入れられたとのこと。

天海さんから「悔しいだろうけどもうちょっと傷ついたりとかそういう経験をして欲しい」「ごめんねこんな事言って」と言われたのだという広瀬さん。

天海さんの言葉を受けて「あれが作品に対してではあるんですけど、自分が傷つくとか失敗するとかそれこそ壁にぶち当たる経験が当時なくて、環境に恵まれ過ぎて。そこに甘えてたら何かずっと楽しい、ずっと恵まれてる環境があって」と当時の自分自身の状況を冷静に分析します。

さらに、広瀬さんは「でも不意にそれを言ってくださって。傷つかないと傷ついた気持ちは知らないし、悔しいと思わないと悔しいってそこから感じれない。確かにってすごいハッとさせられた。不意に言ってくださったのがそのひと言で、それは天海さんにお会いすると未だに思い出します」と天海さんの言葉が今でも心に残っている事を明かしました。

■天海祐希のアドバイスに「熱いなぁ」の声

今回の放送について、ネット上では「最優秀助演女優賞にならなかったことじゃなく、作品・監督に対してだったんや深いなぁ、そのブログや反響を見て天海祐希さんがアドバイスしたエピソード熱いなぁ」「傷つかないとわからないから、と言った天海祐希さんも凄いけど、それをちゃんと受け止めてるすずちゃんも凄いなぁ。可愛くて、綺麗なだけでなく、地頭のいい子だなぁ」「広瀬すずの演技へのストイックさすごいなあ、考えもすっきりしてて羨ましいそして天海祐希の、傷つきなさいってかっこいいなあ」などのコメントが上がっています。

広瀬さんと天海さんのエピソードが素敵でしたね。

また、広瀬さんがブログに「悔しい」と綴った本当の理由について興味を示す人も多かったようです。

【番組情報】
日曜日の初耳学
https://tver.jp/episodes/ep0zkakld8

(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

\ この記事をシェアする /

関連キーワードから記事を見る
,

Copyright© COCONUTS , 2024 All Rights Reserved.