5月13日放送の「SONGS」(NHK総合)では、Mr.Childrenがゲストとして登場。ミスチルのボーカル・桜井和寿さんがヒット曲について持論を展開し話題を集めました。
(画像: 時事通信フォト)
■ミスチル、活動休止した理由とは?
【今夜のセットリスト】
この後22:00~ #SONGS
Mr.Childrenが登場!スタジオパフォーマンスでは3曲を披露!
♪#永遠
♪#生きろ
♪#ヒカリノアトリエ ※テレビ初披露7年ぶりに楽曲制作に参加した#小林武史 のインタビューも#MrChildren #大泉洋
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— NHK SONGS (@nhk_songs) May 12, 2022
1990年代にメガヒットを連発したMr.Children。絶頂期にも関わらず、1997〜98年にかけて約1年間活動を休止していました。
その事について番組責任者の大泉洋さんが「そんな中で1年間の活動休止をなさるんですね」と話を振ると、桜井さんは「結構なスピードでMr.Childrenの認知度が高まったので休みが全然なかったんですよ。もうちょっと頑張ったら1年間休もうっていう人参をぶら下げて頑張って活動してた」と振り返ります。
ドラムスの鈴木英哉さんは「だからあの活動休止って言わなきゃ良かったなって、言って大ごとになっちゃって」と後悔もあったそうです。
■「ヒットするかどうかは運」と言い切ったミスチル桜井和寿、ヒットよりも重視する曲作りへの信念とは
また、大泉さんが「ヒット曲を出し続けてる日々というのは疲れなかったんですか?」と尋ねると、桜井さんは「自分たち自身でそのクオリティーを落としたくない。自分で納得するクオリティーはキープしたいというのはありますけど」とコメント。
さらに、桜井さんは「ただヒットするかどうかは運だと思うし。あんまりそのヒットする事にそこまで執着はないですね。ただ一生懸命いいものを作りたいとは思ってますけど」と信念を明かしました。
■ミスチル出演の「SONGS」に反響
デビュー以来、ミスチルのサウンドを共に作ってきた音楽プロデューサーの小林武史さん。ミスチルは2014年から小林さんの元を離れ、制作体制を一新し、バンドのメンバー4人によるセルフプロデュースで楽曲を作ってきました。
大泉さんが「ずっとやってきた体制を一新なさってどんな心境の変化だったんですか?」と問いかけると、桜井さんは「どんどんどんどん自分でこのMr.Childrenというプロジェクトを…。自分たちでこのプロジェクトを動かしていく事に飽きてきて興奮しなくなってくる」と語ります。
続けて、桜井さんは「何が足りないんだろうなって考えた時にこの4人がスタッフを含めたチームのリーダー4人だと思うんですよ。だからか、そのスキルアップと団結を高めたい、強くしたいっていう気持ちがすごくありました」と告白しました。
今回の放送について、ネット上では「SONGSめっちゃ良かった~ヒカリノアトリエ大好きだから嬉しかった。ヒットするかは運なんてセリフ、売れない人が言ったらただの負け惜しみ、Mr.Childrenが言うからこその重みだよね(ご謙遜を!ってなるけどw」「桜井さんがいってて、他者どうこうより自分がどうありたいかに向き合う、その積み重ねが価値なんだろなと思った」「運以上に刺さる歌詞と時代に常に沿ったメロディラインが彼らのヒットの要因なんだと思う」などのコメントが上がっています。
桜井さんの「ただヒットするかどうかは運だと思うし。あんまりそのヒットする事にそこまで執着はないですね。ただ一生懸命いいものを作りたいとは思ってますけど」というコメントに胸を打たれたという視聴者は多かったようですね。
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)