伊集院光、麒麟・川島明について語る「カメラを求めてない」

投稿日:2022/05/05 14:36 更新日:

5月4日放送「あちこちオードリー」(テレビ東京系)に、伊集院光さん、渋谷凪咲さんがゲスト出演。伊集院さんが、麒麟・川島明さんのテレビでの立ち振る舞いについて語りました。

川島明

(画像:時事)

■渋谷、芸人に混じってテレビに出演する際の心構えについて語る

元々、関西のバラエティ番組で活躍していた渋谷さん。

2020年「アメトーーク!」(テレビ朝日系)にて、麒麟・川島明さんに「アイドルなのに大喜利が強い」と絶賛され、その後、全国的に大ブレイク。

2021年のテレビ出演本数は300本を超えました。

そんな渋谷さんは、芸人に混じってテレビで大喜利をすることもあるのだそう。

お笑いが大好きで「本当に芸人さんに尊敬心がある」という渋谷さんは、初めのうちは「あそこに出るのは申し訳ない」という気持ちがあったのだとか。

しかし、次第に「そうやって呼んでいただいて、申し訳ないと思ってやっている方が申し訳ない」と思うようになってからは、芸人相手でも「ぶっ潰すくらい」の強い気持ちで挑むようになったといいます。

■渋谷「ナチュラルにいつもの自分でいるっていうのを心がけて」

それを聞いたオードリー・若林正恭さんは、「逆に面白いんだけど、このほんわか(した雰囲気)で『ぶっ潰す』っていう言葉のミスマッチが」と笑いつつ、「『ぶっ潰す』って思いながら、テレビ出る時ある?『今日は取りに行くぞ』っていうときとか」と尋ねます。

渋谷さんは「最初は、本当にそうだったんです」と頷きます。

「東京とか行くときに、やっぱ新幹線代も出してもらって呼んでいただいたからには、それぐらいの気持ちで行くんですけど…」と語る渋谷さん。

しかし、「私はそういう…かかっちゃうというか、そういうのになったら、全く力を発揮できなくて」と、気合を入れすぎてしまうと力が出せないことに気づいたのだそう。

若林さんは、「気づくの早いよね! 多分、もう収録中とかに気づいてるんでしょ。『なんか違う、かかってるからだ、変えよう』って」と驚いて声をあげます。

「そうなんです」と頷いた渋谷さん。かかりすぎると力が出せないことに気づいてからは、自分を客観視して「ナチュラルにいつもの自分でいるっていうのを心がけて」仕事をしているとのことでした。

■伊集院、川島について語る「カメラを求めてない」

一方の伊集院さんは、若いときからテレビに出演する際、周囲の出演者に対して「ぶっ潰す」というような気持ちはなかったのだそう。

逆に「助けたい」「この人の味方をしよう」という意識を持って仕事をすることが多いのだといいます。

「川島くんがすごく好きなの、一方的に。ほとんど一緒に仕事をしてないのに」と、自分と考え方が似ている人として、川島さんの名前を挙げる伊集院さん。

伊集院さんによると、「彼がやってるフォロートークは、カメラを求めてない」のだそうです。

「要するに『カメラ来てほしい』っていう意識が全くない。その人の言ってる足りないところにちょっとだけ足す、とか。その人がちょっと取られ方によっては良くない取られ方をするときに、『それはお前の考えやろ』とか小さい声で言う」と語る伊集院さん。

続けて、「彼は絶対に、渋谷さんとかを助けようとしてるわけ。『このまま行くと、もしかしたら笑いが少ない』と思うときにポロッと言うんだけど、一切カメラ来てない。彼の声だけが活かされてることがすごく多いです」と、川島さんの魅力について分析していました。

■視聴者も共感「川島さん優しいよねぇ」「補足ぐらいの一言がどれもめちゃくちゃ面白い」

放送を受けて、ネット上では「伊集院さんの川島さんへの分析がすごかった」「川島さん優しいよねぇ フォローの言葉に愛が溢れてる」「川島さん、補足ぐらいの一言がどれもめちゃくちゃ面白いからなぁ」「マジで向上委員会で映ってなくても川島さんのツッコミとかガヤとか凄かった」など、さまざまなコメントが。

伊集院さんが語る川島さんの魅力に納得したり、共感したりする視聴者が多かったようですね。

【番組情報】
あちこちオードリー
https://tver.jp/lp/episodes/epw6n84irw

(文:みなみぱん/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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