3月20日放送の「関ジャム 完全燃SHOW」（テレビ朝日系）では、乃木坂46・齋藤飛鳥さんが出演。作詞家で"坂道シリーズ"のプロデュースも担当する秋元康さんについて、齋藤さんが素顔を明かし話題を集めました。
（画像：時事）
■齋藤飛鳥、秋元康の素顔を明かす
今夜の #関ジャム は...
本人取材で納得回答‼️
【作詞家🖋 #秋元康 超ヒットの理由とは✨】★#スガシカオ #いしわたり淳治 #杉山勝彦 3名からの質問に、貴重な証言の数々が🔥
★#乃木坂46 #齋藤飛鳥 もスタジオに迎え、身内だからこそ知る㊙️素顔✨
★締め切り…スランプ…真相迫る‼️ pic.twitter.com/6GmOSVS5mN
— 関ジャム完全燃SHOW（テレビ朝日） (@kanjam_tvasahi) March 20, 2022
今回は「改めて作詞家・秋元康のスゴさとは何か？～その謎と答え合わせ～」と題した企画が行われました。
オープニングトークで、齋藤さんは「確かにまぁ、めちゃめちゃすごい人だっていうのはわかってるんですけど、普段結構気さくなただのおじさんなので」と正直に秋元さんの印象を明かします。
また、古田新太さんは秋元さんの素顔について、意外に傷つきやすい性格と暴露。この話の流れで関ジャニ∞・村上信五さんが「それは飛鳥ちゃんホンマ？」と尋ねると、齋藤さんは「それはそうですね確かに」と返答。
続けて、齋藤さんは「私が結構言っちゃうので『これはあんまり好きじゃなかったです』とか、歌詞とかに対して言っちゃうと『そこまでは言わないで欲しい』（って言われる）」と話し、笑いを誘います。
■秋元康、作詞で大切にしている事とは？
番組からの質問に秋元さんが回答するコーナーで、作詞家のいしわたり淳治さんは「歌う人のキャラクターをどう意識し作詞していますか？」と質問します。
すると、秋元さんは「僕は職業作詞家なので、やっぱり『誰が歌うのか？』を一番重視しています。例えば美空ひばりさんが発する言葉と、乃木坂46の子が発するのと、稲垣潤一さんが発するのでは違うじゃないですか『誰の口が発する言葉なのか？』『誰が語る物語なのか？』というのが一番大きいですね」と回答。
さらに、秋元さんは「美空ひばりさんの『川の流れのように』なぜこの歌に皆が勇気づけられるのか？それは波乱万丈の人生を送りながらも、歌謡界の女王として君臨している彼女が"人生なんとかなるものよ""人生なんか川の流れのようなものだから"と言うから説得力がある」と続けます。
■「メンバーを見て、そこに0.1をみつける」秋元康がアイドルプロデュースで大切にしている事を告白！
また、欅坂46の「サイレントマジョリティー」の"大人たちに支配されるな"と歌詞について、秋元さんは「これも秋元康のメッセージではないんです。欅坂46はオーディションの時に暗いし、無愛想だし、本当に笑顔がなく…。『この子たち大人を警戒している』『大人に反発している』そういう背景を感じ取って生まれた言葉なんです」と裏話を明かします。
一方で、乃木坂46の「君の名は希望」について、秋元さんは杉山勝彦さんが作曲したデモテープを聴いた段階で「これを僕は求めていたんだ！」と好印象を持っていたとのこと。
そんな秋元さんは「乃木坂のこれからの方向性を決めるような歌を作りたいという思いと、乃木坂の子たちと話したりしていると、元々自信のない子たちで、友達ともあまり上手くいってないような、引きこもりだったり、過去にはいじめられたこともあるような、そんな子たちだったんです」と当時の乃木坂46のメンバーのイメージについて言及しました。
続けて、秋元さんは「そんな彼女たちが、優等生でも人気者でもなかったけど、今は輝いてると。歌うから説得力があるんです」と曲を通じて表現したかった事を明かします。
さらに、秋元さんが「プロデュースとは0を1にするようなこと、無色なものに色を付けることがプロデュースだと思うかもしれませんが、無色なものに色は付けられないんです。特にアイドルは。メンバーを見て、そこに0.1をみつけるんですね。つまり既にあるもの、持っているものを歌詞にしているのかもしれないです」と続けると、齋藤さんも笑みを浮かべながら頷きました。
■秋元康の言葉に反響
今回の放送について、ネット上では「君の名は希望ずっと好きだけど今日から一層好きになる」「君の名は希望について語られるのは嬉しいなぁ」「関ジャムの秋元康さんのコメントの言葉が素晴らしい、ほんとに凄いお方なんだと改めて思った。君の名は希望のコメントはなんか泣けた。それからのMVは泣ける」などのコメントが上がっています。
アイドルをプロデュースする事についての「メンバーを見て、そこに0.1をみつけるんですね」と語った秋元さん。トッププロデューサーの考え方に興味津々だった視聴者は多かったようです。
【番組情報】
関ジャム 完全燃SHOW
https://tver.jp/corner/f0101606
（文：かんだがわのぞみ/編：おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部）