3月19日、タレントの山之内すずさんのYouTubeチャンネル「山之内之家(やまのうちのうち)」では、現在20歳の山之内さんが17歳で上京した際の思いを語る動画を公開。辛い経験を乗り越えた山之内さんの言葉に注目が集まっています。
(画像:時事通信フォト)
■山之内すず、上京当時を振り返り「ここにおったら死ぬ」
東京・下北沢のカフェにやってきた山之内さん。カフェごはんを楽しみながら、いろいろなトークをしていきます。
スタッフから「新生活始まる人多いシーズンですからね」と言われると「上京1年目なんて大体辛かったっすけどね」「仕事だけ楽しかったの」と山之内さん。
山之内さんは、高校3年生の時に地元の神戸から上京してきました。「テレビとかも出たことなかったし、ぎりぎりZoffのCMが決まってて、ABEMAでの番組がちょこちょこあってみたいな」と、当時の状況を語ります。
「友達もおらんし、お金もないし、一人暮らしもしたことないし、あの時マジでMAXで病んでたかも」と、上京時の辛さを語る山之内さん。その辛さも今では「全部あって良かったなっていうか、経験して良かったなって思うけど」と、ポジティブにとらえているそう。
しかし、当時は「死ぬほど辛くて、上京して1カ月ちょっとぐらいでゴールデンウィークがあって、秒で帰ったもん」と言い、上京してすぐに地元へ帰ったエピソードを語ります。
「最初はお金がないから帰らんって思ったけど、あと1日ここにおったら死ぬ!と思って」と振り返る山之内さん。次の日の朝、行きの乗車賃しかなく、かつグリーン車しか空いていなかったものの、それでも朝一番に神戸へ帰ったそう。
神戸では1週間ほど遊んでから、お金を貸してもらい東京に戻って来たそうです。
■「道路の音も怖くて外出るたびパニックに」山之内すず、壮絶な病み期を告白!
スタッフから一番辛かったことを聞かれると、「シンプルに多分病んでた時期っていうのもあって」と答える山之内さん。小学生から18歳ぐらいまで病んでいた時期があったと言います。
「その延長で、仕事どうなるか分からへんけど、もうこれで生きるって覚悟して出てきて、友達もいない、お金もない、東京のこと何も知らへん」と続ける山之内さん。
「仕事が一番楽しかったけど、三連休とか急に入った時死んでた」「窓も一切開けへんから。狭いワンルームの中で閉じこもって」と、突然のオフの日は引きこもっていたことを明かします。
「一回引きこもって次の日家出た時とか、怖すぎてもうずっと」と言い、両耳を押さえる仕草をして「道路の音も怖くて、外出るたびパニックになってたもん」と、大変な状況にあった当時の様子を赤裸々告白。
そして「頑張ったわよーん。強くなりましたー!」と言い、注文したタコライスを美味しそうにほおばる山之内さんでした。
■辛い経験を乗り越えた山之内すずに視聴者「味があってカッコいい」
カフェでは他にも、胃が弱い話やロケの話、今はとてもハッピーでいることなどいろいろなトークで盛り上がった山之内さん。
今回の動画に対し、ネット上では「辛い時があっても頑張れるすずたん好きすぎる」「すずちゃんは、すずちゃんのままで、飾らない、背伸びしない、すずちゃんが、素敵に思えます」「色んな辛さを乗り越えた経験がまた味があってカッコいいです」との声が上がっています。
辛かった上京時の状況を正直に語ってくれた山之内さんに、励まされた視聴者も多いのではないでしょうか。
【番組情報】
山之内之家(やまのうちのうち)
https://www.youtube.com/watch?v=vpvw8OyoQs8
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)