3月16日放送の「沼にハマってきいてみた」(NHK Eテレ)では、4人組ロックバンド・SUPER BEAVERがゲストとして登場。SUPER BEAVERのメンバーは、1度メジャーを辞めた理由を明かし、話題を集めました。
■SUPER BEAVERが1度メジャーを辞めた理由とは?
\SUPER BEAVER沼 きょうの1枚/
見てくれてありがとうスタジオ収録の様子を公開する🔥🔥#NHK沼 #SUPERBEAVER
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2005年に結成されたSUPER BEAVERは、2009年にメジャーデビューを果たすも、2011年に所属していたレーベル・事務所を離れる事を決断。
その後、自主レーベルを立ち上げ、活動していましたが、2020年にSony Music Recordsとメジャー再契約をした事を発表。
サバンナ・高橋茂雄さんがメジャーを1度辞めた理由を尋ねると、ボーカルの渋谷龍太さんは「まあその…けちょんけちょんにされまして」とコメント。
高橋さんは、「よくさぁ、大人たちが介入してきて、やりたい事全然違うねんけどな、みたいになってまうみたいなんよく聞くけど、そういう感じ?」と質問。
すると、渋谷さんは「それが全部!」と本音を暴露します。その時は、メンバー間で会話すらないほどひどい状態だったとのこと。
心身共に追い込まれ、入院した渋谷さんは解散を口にするも、その当時のマネジャーから、「4人で始めた事なのに、誰かが介入したことによって何かが崩れちゃった。それで終わりでいいのか?」と説得され、メンバー同士できちんと会話をするようになった事を明かします。
その結果、渋谷さんは「これだけ真面目に音楽やってるんだったら、もう一回4人でやってみて、それでダメだったらダメなんじゃん」と、4人で音楽活動を継続する事を決断したとのことでした。
■SUPER BEAVERの心に響くフレーズ1位は?
番組では、SUPER BEAVERのファンからアンケートを実施。
多くのファンがSUPER BEAVERの魅力について「歌詞」と回答した事もあり、心に響いたフレーズをランキング形式で発表。
栄えある1位に輝いたフレーズは、代表曲のタイトルになっている「人として」。
高橋さんが「『人として』が1位でしたけれども、これはいかがですか」と話を振ると、作詞作曲を担当した柳沢亮太さんは「嬉しいですね」とコメント。
続けて、「確かに、この時メンバーでどういう生き方がかっこよくて、かっこ悪いのかという話をなんか具体的に、みんなでこう議論するとかっていうんじゃなくて、いやそれかっこ悪いからやめようとか…。やっぱちゃんとかっこよく堂々とこういうことやろうよとか、正直にいこうよとか、なんかそういう会話すごくしてた時期に作ったなって、今、改めて思って」と当時の記憶を回想します。
さらに、「そういう価値観って、今にも通じてる、ずっとそれは持続している考え方なんですけど…。それがやっぱり自分たちよりも、例えば若い世代だったりとかにも響いてるっていうのは、すごく嬉しい事だなって改めて思いますね」と、ストレートな歌詞が若者に響いている事を嬉しく思っている事を明かしました。
今回の放送にはネット上で、「ビーバーの沼ハマめっちゃ良かった」「沼ハマのSUPER BEAVERめっちゃいい!」「人としての歌詞を魂に刻んでから、ビーバーみたいな生き方をしたいって思うようになった」などのコメントが上がっています。
SUPER BEAVERの心に響いたフレーズの1位に「人として」が選ばれたのは、納得できるものがありましたね。
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)