2月16日放送の「ぺこぱポジティブNEWS」(テレビ朝日)では、ぺこぱ・松陰寺太勇さんが閉校する事が決まった母校を訪問。後輩達への松陰寺さんのメッセージが話題を集めました。
(画像:時事通信フォト)
■松陰寺が夢について持論を語る
今回、松陰寺さんは母校・山口県立光丘高等学校を訪問。講演会に呼ばれた松陰寺さんは、在校生からの質問に答えました。
公演の最後、「夢を叶えるためのアドバイス」を求められた松陰寺さんは、「そこ(夢に)とらわれすぎない事をみなさんにおすすめしたいというか。将来こういう仕事つきたいと思ってて、大学に行って勉強していく中で、あれ? こっちじゃなくて、こういう仕事もいいなって、思える時って来るんすけど、その時学んでる学部って違うのね、本当にやりたい事と」と話を切り出します。
「やりたい事、夢って変わっていくものだから、諦める力ってあんまり言われないと思うんだけど、諦める潔さとか…。こういう公演だったりとか元プロ野球選手のお話とか、必ず成功した人のストーリーなんですよ。途中で芸人辞めた人も僕らより何倍も多くいるわけで、それはその人なりの正解を導いてるわけで」と語ります。
さらに、「夢叶った人以外のストーリーも、その何十倍、何百倍もあるんだよっていうのは、みなさんに1つ覚えてほしいなと思います。夢叶える事だけが、俺、全てじゃないと思う。自分の周りにいる友達とか家族とか、そういう人との幸せな時間を少しでも長く、そういう価値観もあるので」と、目の前にある小さな幸せを大切にしてほしいと訴えます。
また、「世の中変われば自分も変わってくるんで、変わっていく自分に寛容になってほしいなと思いました。もちろん、今やりたい事があるって人はとことんやっていいと思うけど、それがちょっとあれっ? と思った時、今僕が言った話を思い出してくれたら嬉しいです」と熱弁を振るいました。
■松陰寺「しっかり戸締りお願いします」母校最後の卒業生たちへポジティブなエール!
ここで、松陰寺さんは「がおか(=光丘高校)卒業生最後でしょ?色んなとこ行って、『高校どこだったの』って、『がおか』って言うじゃん。『がおかって何?』って、いずれなっていくと思うんだよね。光丘高校ってのはなくなっちゃうわけだから、その時に『ぺこぱの松陰寺の母校よ』っていうのをみんなにそれ言ってほしいのね」とコメント。
続けて、「それを言って『あ〜なるほど』ってなる度に俺も頑張らなきゃいけないんで、がおかの卒業生として、どんどん僕の名前出してください。で、『松陰寺なんて知らないんだけど』って言い返されたら、TwitterにDM送ってください、解放してるんで」と話し、笑いを誘うことに。
さらに、「みなさんが、『がおか卒業生』ですって言い続ける限り、僕は、がおかはなくなってないと思うんで、みんなが最後、責任持って言い続けてください。そして、この歴史ある光丘の戸締りをあなた達は任されたので、しっかり戸締りお願いします」と後輩達にエールを贈りました。
今回の放送にはネット上で、「松陰寺さんが、卒業していく後輩たちに贈った『戸締り』という言葉もこれ以上ないくらいポジティブで、素敵」「今日のまじで神回!感動したわー」「夢をあきらめたって良いって言っちゃう所、好きだなぁ。ミュージシャンの夢から芸人さんになった松陰寺さんだからこそ言葉に体重が乗ってて聞き入っちゃいました」などのコメントが上がっています。
松陰寺さんの夢を諦める事も一つの選択という言葉が印象的でしたね。
また、松陰寺さんの「戸締りお願いします」と後輩達へのメッセージも素敵でしたね。
【番組情報】
ぺこぱポジティブNEWS
https://tver.jp/corner/f0097665
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)