2月10日、織田信成さんのYouTubeチャンネル「織田信成の"滑るけどスベらない"チャンネル」では、北京五輪フィギュアスケートの男子フリー3選手について織田さんが語る動画を公開。こみあげる涙をこらえつつ熱弁しました。
(画像:時事)
■日本男子フィギュア2・3・4位の大健闘を称賛
同日、北京オリンピックの男子フィギュアスケートにおいて、後半・フリープログラムが行われ、この試合を現地観戦していた織田信成さんが興奮冷めやまないまま動画を更新しました。
試合が終わり、すぐにカメラを回したという織田さんは「鍵山優真くんが2位、宇野昌磨くんが3位、羽生結弦くんは4位でした。いや〜、日本の強さが2・3・4位って形で(出ていた) 1位はネイサン・チェン選手ということで、本当に圧倒的な力でしたね」と結果を振り返ります。
続けて、メダルを獲得した2人の選手について「鍵山くんは、団体戦に比べるとややジャンプが抜けるところもあったんですけど、大きなミスなく滑りきって、すごく良い点が出てたので良かったと思います。昌磨くんも、本当に昌磨くんにとってすごく難易度の高い構成でのぞんでいて。最初のループとサルコウを頑張って、次ってなったときに体力的にきついプログラムになっている中で、本当に踏ん張って頑張ったと思います」と、それぞれの演技を称えていました。
■転倒するも最後まで諦めない姿に「羽生結弦やなと思った」
そして、惜しくも4位に終わった羽生選手については「羽生くん…4回転アクセル、今まで見た中で一番良かったと思う!あそこで一番良い4回転アクセルをできるっていうのが羽生結弦やなと思いながら見てましたね。正直、跳び上がって回ってるところ見たら、これ降りるのかな?って思うくらい、見てる方としても感触の良い4回転アクセルだったと思います」とコメント。
さらに「その後の4回転サルコウも、ひとつ転倒はあったんだけど、最後まで諦めないで滑る姿っていうのに感動して…演技中は、集中して観てるので涙は出ないんですけど、終わって『みんな頑張ったな』と思った瞬間に涙が…もうさっきから涙が出てしまって、今も目が開いてない状態なんですけど」と、思わず感涙したことを明かしていました。
■「涙が止まらない…」織田信成、日本男子フィギュアの大舞台での"攻めた演技"に涙腺崩壊!
また、新型コロナウイルスの影響で練習が制限されながらも「みんなそれぞれ大変な中で、日本の男子3人は攻めた(演技をした)。もっと点数をとるために、例えば鍵山くんだったら4回転ループなしで…とか、昌磨くんだったらもうちょっと4回転を減らして…とか、羽生くんだったら4回転アクセルなしで…とか。無難に滑れて出来栄えを狙っていく構成だってあったと思うんですよ」と冷静に分析します。
その一方で「でも、ネイサン・チェンに勝つんだっていう、前向きに挑戦していく気持ちが…すごい『う、う…』って(心に響いて)、涙が止まらなくなって。良かった、本当に」と、再び涙ぐみながら熱弁する織田さんでした。
前半こそ冷静かつ的確に試合を振り返っていましたが、各選手の血の滲むような努力に思いを馳せるうち、みるみる涙声になり、ティッシュで目頭を押さえながら語った織田さん。
そんな姿に、ネット上では「動画が始まったときから鼻をすすっていたので、織田くんが泣いていたのが分かりました。勝ちにこだわるだけじゃなくて、こんな大舞台で挑戦していく姿は本当に美しいし、日本人として誇らしいです!」「羽生さんがすべてを背負って演技された力強さは、絶対に忘れません。そのことを織田さんが動画で語ってくださり、本当にありがとうございます!」などの声が上がっていました。
溢れる感情を熱い言葉で語った織田さん。選手たちの努力や無念の気持ちを、織田さんが的確に代弁してくれたと感じた人も多かったようです。
【番組情報】
織田信成の"滑るけどスベらない"チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=jZi2HzFW1-8
(文:くる美/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)