2月3日、お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇、タレントの池田美優さんのYouTubeチャンネル「みちょぱ吉村のマブマブTV」では、吉村さんが相方の徳井健太さんと対談する動画を公開。2人が今の正直な思いを吐露し注目が集まっています。
(画像:時事)
■ノブコブ徳井も驚いた配信ライブMCの報酬は…「すっげー稼いでんだ」
今回の動画では「ショックだった話していい?」と切り出した徳井さん。「変わったんだなと思うよの、全てが」と言い、「M-1グランプリ」の後日談トークイベントでMCを務めた際の話をします。
イベントでは、オズワルドなど2021年大会決勝進出組も出演しており、会場は200人のお客さんで満席に。
そこで徳井さんは「200人だけじゃないですよ、配信500人観てますよ」と言ったそう。徳井さんとしては普通に言ったつもりでしたが、オズワルドの伊藤俊介さんから「いやいや、少ないでしょ!」と「なんか変な感じで言われた」のだとか。
徳井さんはその時「そうか、少ねぇんだ。なんかもう、違うんだ」と思ってしまったそう。
徳井さんによると、平成ノブシコブシが単独ライブで「凄いですね」と言われたのが700人。「あの時で凄かったのに、今は配信でもう和牛トークやったら1万2万」と、規模の違いに言及します。
そして「MCだったとは言え10万円もらったの」と明かす徳井さん。「配信ライブで10万!?と思って。これじゃあ、こいつら単独ライブやったりライブやってるだけですっげー稼いでんだと思ったら、俺らがM-1出ようとした理由とかと全然違うんだなって」と思ってしまったと語りました。
「食えない、耐えらんない日々を抜け出すために俺ら賞レースに行ってたじゃん。でも(今は)そうじゃないんだなと思って」と、自分たちと今の芸人たちとの意識の差を感じたと言います。
■芸人のギャラがインフレ状態!?
徳井さんの話を聞き「それはね、確かにそうよ」とうなずく吉村さん。
吉村さんも「僕らが15年前くらいに1000人入れたって言ったらもうスターよ、でもやっぱ今YouTubeとか配信系が多いから、(視聴回数)1000回って言っても少ないでしょ」「そこの数字がね、超インフレ起こしちゃってんの」と、自分たちの時代と今の規模感の差を語ります。
また、昔と比べて芸人が職業として社会的にも認められてきたという吉村さん。「これ怒られるかな」と前置きしつつ「俺らが10代の時ゴミクズだった。で、目指すべきは芸人、売れたい、お金持ちになりたいって思ってたんだよ」「俺らが今10代だった場合は、YouTubeを目指してると思う」と気持ちを明かします。
すると、徳井さんも「俺もそう思う!絶対そう思う」と即答。吉村さんが「YouTuberの方がゴミクズだとは思わないよ。でも根っこは似てると思うの」と続けると、徳井さんも「何て言うか、反社会的なことをしても許される職業でありたかったよね」と、10代の頃の気持ちを語ります。
吉村さんは、トップYouTuberの努力も理解しているとした上で「とはいえ、北海道の田舎で見てたら大変そうには見えないじゃん。それはかつてのテレビってそうだから。だから俺らはそっち(YouTube)を目指してたかもね」と吐露しました。
■ノブコブのコンビトークに視聴者「距離感いい感じ」
他にも、「相方に直してほしいクセ」「相方に負けている・勝っていると思う所」などについてトークした2人。
今回の動画に対し、ネット上では「面白くて、ちょっとノブコブにとって深い話だな〜と思って聞いてました」「お二人の距離感いい感じです〜!」「ノブコブのただの同級生みたいな距離感のトーク良い」との声が上がっています。
急遽お休みとなった池田さんのピンチヒッターとして登場した徳井さん。吉村さんとの絶妙な距離感で繰り広げられるトークを楽しんだ視聴者も多かったようですね。
【番組情報】
みちょぱ吉村のマブマブTV
https://www.youtube.com/watch?v=K4YcrSg1fsc
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)