1月13日、今田耕司さんのYouTubeチャンネル「今田耕司 公式『今ちゃんねる。』」では、千原ジュニアさんとの対談の後編部分がノーカットで公開され、その贅沢な内容が注目を集めました。
■レギュラー番組が急遽終了した当時の心境を赤裸々告白
冒頭で、千原さんが「東野幸治さんはよく『俺は(今田さんに)東京行きのチケットをもらう代わりに、一流芸能人になれるかもチケットを渡してんねん。だから一流になることは諦めてんねん』と言ってるんですよ」と切り出します。
続けて「でも今田さんは、そのチケットは渡してないなと俺は思ってて『東京も行くよ、でも一流芸能人になれるチケットも俺は渡さへんよ』っていう感覚でずっとやってる感じがあって」と語る千原さんに対し、今田さんは「へ〜そうなんや」と意外そうな表情を浮かべていました。
さらに千原さんは、今田さんがレギュラー出演していた人気番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)について「ごっつが急遽終わるってなったときに、俺は何か分からないですけど、新しい今田耕司がダウンタウンのところから巣立って行くぞ！っていう感覚があったんちゃうかなと思います」と振り返ります。
これを聞いた今田さんは「あの当時は今と違って、局内でも派閥がすごかったの。その時は3つくらい班(派閥)があって、自分と別の班の番組には出たくても出られへんかった。『今は、ちょっと東京の方に知ってもらえてるから、今(あの番組に)出たい』っていうのはめちゃくちゃあった！」と、当時の葛藤を赤裸々に語っていました。
そんな中『ごっつええ感じ』が放送終了を迎えた心境については「あかん、次の準備が何にもできてない。またイチからや…っていうのは思ったな。『ヨッシャ！』って言える余裕はなかった。まぁでも、これで色んな番組に出られるのかなっていう気持ちもゼロではなかった」と本音を明かします。
■今田耕司『人志松本のすべらない話』出演NGの"理由"！松本人志と関係に本音「ホンマのこと言うと…」
その後、千原さんから「個人として活動していく中で、浜田さん(浜田雅功さん)の番組にはあまり出ないとか、松本さん(松本人志さん)との距離感とかは、どういう風に考えてはるんですか？」とたずねられると「ホンマのこと言うと…ただただ緊張すんねん」と今田さん。
さらに千原さんが「例えば、『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)とかは絶対(今田さんにも)オファー行ってるやん」と、今田さんが同番組に出演しないことについて追究すると、今田さんは「絶対嫌や！(共演すると)絶対、昔のあの感じを思い出して『はわわわ』ってなる」と断固拒否していました。
また、島田紳助さんが芸能界を引退してから、今田さんが後続番組を引き継いだことに話題が及ぶと、今田さんは「紳助兄さんが引退してなかったら、（自分の）仕事もどうなってたか分からんやん」とコメント。
これに関し千原さんが「言わば(芸能界の)トラブルがめちゃくちゃ良い方に働いてますよね」とコメントすると「もしかしたら俺は、そういう人生なのか…だって、考えて行動して成功してないから。考える星の下に生まれてないんちゃうかな」と自己分析する今田さんでした。
■今田耕司のお笑いのルーツは新喜劇にあった！爆笑必至のエピソードの数々に「贅沢すぎる」「神回！」の声
そして、今後のビジョンについて聞かれた今田さんは「(吉本興業の)大崎会長が昔『みんなが年取ったら、各温泉街に劇場を作って、そこで新喜劇やろう』って言ってたけど、そんなんホンマに実現するのかな…？と思ってる自分もいる」と語ります。
「やっぱり俺、吉本新喜劇がめちゃくちゃ楽しかった」と言う今田さんは『ごっつええ感じ』の出演が決まったときに、大崎会長に「新喜劇に残りながら、番組に出られませんか？」と直談判をしたほど、吉本新喜劇への愛着が強かったのだそうです。
「そこ(吉本新喜劇)で一回、スイッチじゃないけど、芸人になれた感じがした」と語り、劇場でのエピソードについて懐かしそうにする今田さん。
常に笑いを混じえながら、臨場感たっぷりに語る今田さんの姿に、笑い通しの千原さんは「いや〜こんなん俺、(すべらない話で)サイコロで"今田"って出て、松本さんの前で喋って欲しいけどな〜」としみじみ語っていました。
ネット上では「本当に贅沢な対談！お正月気分を取り戻しました」「今田さんのルーツが新喜劇にあったのは意外でした！」「本当に面白い対談で最高！神回でした」などの声が上がっていました。
確かな実力を持つ二人が織りなす、笑いの化学反応に、贅沢感を覚えた視聴者も多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
今田耕司 公式「今ちゃんねる。」
https://www.youtube.com/watch?v=8oH5LWXXAZw
(文：くる美)