お笑いコンビ・オードリーの若林正恭さんと春日俊彰さんがMCを務める『あちこちオードリー』(テレビ東京系)。12月15日の放送では、インパルス・板倉俊之さんから金言が続出し、視聴者の間で話題になりました。
(画像:時事)
■若林、若手時代に救われたインパルス板倉からの一言を明かす
次週12/15のあちこちオードリーは
特別企画『インパルス板倉若手の絶望の兆しチェック』
ブレイク中の松丸亮吾さんとザ・マミィの普段は見えていない絶望の兆しをインパルス板倉さんが見つけ、アドバイス!
お楽しみに!https://t.co/MC3ijSmboZ#あちこちオードリー@nobrock @maaya_taso pic.twitter.com/j6sXk2QG3I— あちこちオードリー【水曜よる11:06テレビ東京系列】 (@AchikochiAudrey) December 9, 2021
今回は、「フレッシュな若手の絶望の兆しチェック」と題した特別企画を実施。
テレビに出演しだした頃、芸能界を「こんな世界なの?」と疲弊し切っていた若林さんに対し、「どう? 絶望してる?」と声を掛けた板倉さんが、若手から近況や悩みを聞いて、絶望の兆しが無いかチェックする企画です。
「絶望の兆しチェック」が行われる中、話題は若林さんが若手時代に板倉さんから言われて救われた一言について。
それは「テレビって1日2本が限界だよな」という一言だそうで、若林さんは「でも春日とか4・5本いける男で休みもいらない」と語ります。
どうやら、若手時代1日に何本もテレビ出演をしていた若林さんと春日さんは、テレビ出演に対する感覚が当時から違ったそう。
そんな中で、若林さんは板倉さんから言われた「テレビは1日2本が限界」という自身を理解してくれているような一言に、救われていたようでした。
■若林、板倉の秀逸な例えに「画期的」と感動!?
当時から「テレビは1日2本が限界」という持論を掲げていた板倉さんは、改めて「(春日さんは)4つのギャグで暮らしてるじゃん」と春日さんをイジりつつ「若林が求められるのは…その都度『気の利いたことを言ってくれ』を求められるから、そうするとやっぱり精神力…MPの方が減っていくじゃない」とコメントします。
RPGではHPを体力、MPを魔力としますが、板倉さんはMPを精神力に例えて若林さんの疲労度を説明。
「テレビは1日に2本が限界」というのは、体力の消費に加えて、精神力の消費も考えての持論のようです。
この秀逸な例えに若林さんは、「それ、すごい例えですね。すごい画期的な…言葉です、板さん」と痺れた様子をみせます。
また、板倉さん曰く、MP消費量がゼロの番組もあるそうですが、お笑い寄りの番組は脳をフル回転させることから、MP消費量が激しいとのこと。
この板倉さんの話しに若林さんは「そうなんですよね」と共感した様子をみせていました。
■若林も感動!板倉が金言連発「大金って才能とか努力には払われない」
さらに番組後半には、「絶望の兆しチェック」をするゲストとして出演していたザ・マミィ・林田洋平さんに対し、板倉さんが「大金って才能とか努力には払われない。知名度に払われるものだから、そこだけ覚えてた方がいい」とアドバイスする場面も。
なんでも板倉さんは、売れた時に才能が認められたと思ったものの、給料にネタ作り料は含まれないことなどから、才能が認められたわけではないと悟った様子。
そんな自身の経験から、お笑いコンビのネタを作る側は、ネタ作りに対して大金が生まれないことに不満を抱くことがあるという前提のもと、ザ・マミィのネタ作り担当である林田さんに対し、その気持ちが溢れる前に、「大金は知名度に払われる」と伝えていたようでした。
この言葉に対し、若林さんは「めちゃくちゃ響いてます」と林田さんよりも刺さった様子をみせていました。
今回の放送についてネット上では「板倉さん最高」「板さんの絶望カウンセリングが冴え渡るww神回」「なかなかのパワーワード満載だった」「板倉さんの観察・分析・言語化力が凄まじい」といった声が。
若林さんと同じように、板倉さんの一言一言に感銘を受けた視聴者が多かったようです。
【番組情報】
あちこちオードリー
https://tver.jp/corner/f0092294
(文:ジョブリナ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)