11月30日、お笑い芸人・永野さんのYouTubeチャンネル「永野CHANNEL」では、ゲストに俳優でドラマーの金子ノブアキさんを迎え、ロックについてトークする動画を公開。音楽フェス「フジロックフェスティバル」第1回目の思い出を語り注目を集めています。
(画像:時事通信フォト)
■永野×金子、地獄の惨状だった第1回フジロックを語る!「ステージが崩れかけて…」
「永野CHANNEL」の大ファンだという金子さん。今回の動画では、永野さんと共にロック談義に花を咲かせます。
永野さんも金子さんも、当時は面識こそなかったものの、1997年に山梨県の富士天神山スキー場で開催されたフジロックに行っていたそう。
その時のフジロックは2日間開催の予定でしたが、台風が直撃したため2日目は全て中止。1日目も豪雨に見舞われ会場はひどい状態でした。
当時の様子を「地獄」と例える金子さん。
「ステージが崩れかけてて、音立ててね、ガタガタガタ! みたいな」と、台風のすさまじさを語ります。
また「もうぬかるみで、要は歩けないぐらい、ここ(膝下)ぐらいまでもう、レッチリ(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)始まる頃膝ぐらいまで埋まってて」と、当時の足場の悪さを語る金子さん。
永野さんも「田んぼみたいな」と言って笑います。
また、金子さんは「楽屋ロッジも解放してた」と、悪天候と寒さで具合が悪くなってしまった人のために楽屋ロッジが解放されていたことを明かします。
「隣でトム・モレロがコメント撮ったりしてんだよね」と、アメリカの有名ギタリスト、トム・モレロのようなスターの姿がすぐ隣にある状態だったそう。
また、金子さんがレッチリの出番を待っていると、隣にいたおじさんから「コンタクトレンズ落とした」「一緒に探してくれ」と、声をかけられたとか。
その話を聞き「俺落とした気がすんだよね」「俺じゃないよね?」と不安そうに問いかける永野さん。
金子さんは「じゃなかった」と笑いながら否定。2人のやり取りにスタジオからも笑いが起こります。
■金子、ガチャピン&ムックと一緒に「悔しくて…」
翌1998年、フジロックの第2回目は東京の豊洲で開催されました。この時もビョークやコーンなど、世界的なアーティストが終結。
「僕はまだ子役上がりで『ポンキッキーズ』に出てたんですよ」と金子さん。
フジロックが豊洲で開催されている日は、お台場で子供向け番組「ポンキッキーズ」の夏のイベントに出演していたそう。
「ガチャピンとかムックとかとショーをやってたんですよ」という金子さん。しかし、豊洲からフジロックの音が聞こえてくると「悔しくて!」と思っていたそう。
「ガチャピンとムックは最高の奴らだよ」と断りつつ、「悔しくて俺は。何をやってるんだ、そんなとこでって、そん時はね。子どもだし」と、当時の正直な思いを明かします。
そして「そういうのが、(永野さんの)著書を読み、放送を見て、成仏ですよね」と、永野さんのおかげで当時のくやしさを成仏できたとのこと。
金子さんの言葉に、拍手して喜ぶ永野さんでした。
■ロックファン2人の熱いトークに視聴者「最高!」
フジロックの思い出話の他にも、主に90年代に活躍したロックバンドについて語り合った今回の動画。
2人のロック談義に対し、ネット上では「最高!めちゃ面白い!!2人でまたやって欲しい!」「懐かしいです。大雨なかで自分も前のブロックで見てました。すごい熱気でしたね」「おふたりの話に終始ニヤニヤしてしまった」との声が上がっています。
永野さんと金子さんの話を聞き、当時の様子を思い出す視聴者も多かったようですね。
【番組情報】
永野CHANNEL
https://www.youtube.com/watch?v=06CUU5Uzmnc
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)