『愛すること。まず、あなたが愛するの』加藤ミリヤ・母の言葉に千葉雄大も感動

投稿日:2021/11/20 13:35 更新日:

11月19日放送の「MUSIC BLOOD」(日本テレビ系)では、加藤ミリヤさんがゲストとして登場。加藤さんが尾崎豊さんや母親について語り、話題になりました。

加藤ミリヤ

(画像:時事)

■加藤ミリヤ、最愛の父を亡くしていた…

今回の番組では、尾崎豊さんから多大な影響を受けたと明かした加藤ミリヤさん。

尾崎さんにハマったきっかけは10歳の頃に好きだった同級生の男の子が尾崎さんの事を話していて興味を持ち、母親にねだりアルバム「十七歳の地図」を買ってもらい聴いた事だったそうです。

また、当時加藤さんが母親から「ミリヤのお父さんはね、尾崎豊さんと同じ1992年に亡くなったんだよ『こんな才能がある人が若くして亡くなっちゃって』って言ったのに、そのあとすぐに自分の亡くなっちゃったんだ…」という言葉をよく聞かされていたのだと言います。

3歳の時に最愛の父親を亡くした加藤さんは「ちょうど今の自分と同じ年齢の時に父が亡くなって、33歳の時に亡くなったんですけど突然…。よく母が話してて尾崎さんの映像を見ると父が生きていた時代はこういう世の中だったな、こういう色の世界だったんだなっていうふうに感じられる」と尾崎さんと父親の人生を重ね合わせる瞬間があると語りました。

■加藤ミリヤが尾崎豊から受けた影響とは?

さらに、加藤さんは「そういう意味でも今残ってる映像見るのも好き。ライブ映像を見るのも好きです」とコメント。

また、MCの田中圭さんが「尾崎さんをずっと聴いてたから、自分の思いとかを嘘なく言葉にしたくなり、大人に反発するイズムみたいなのがちょっと受け継いでる気はしますか?」と問いかけます。

すると「しますね。影響は…尾崎さんみたいには絶対なれないんですけど、影響は絶対に受けてて『十七歳の地図』『15の夜』とか年齢でピンポイントで曲書かれてて、その気持ちがすごく分かって」と答えた加藤さん。

続けて「やっぱ15歳の時と16歳の時17歳の時…。10代の時って1年ごとに感じる事が違うくて、だから私も自分の曲で『19 Memories』って曲を作って『SWEET 19 BLUES』使わせてもらって作ったりとか。二十歳の時は『20-CRY-』って曲書いたりとか。年齢で自分が思ってる事を歌うヒントもらったりはしました」と尾崎さんから受けた影響を振り返りました。

■『愛すること。まず、あなたが愛するの』加藤ミリヤ・母の言葉に千葉雄大も感動

そんな加藤さんは尾崎さんの名曲「I LOVE YOU」をスタジオで披露。

この曲について、加藤さんは「私が上京する前にこれから音楽やって行く中で(母親から)『これからたくさんの人に愛されなきゃいけないよね』って…『人に愛されるにはどうしたら良いと思う?』って聞かれたんですよ」と語り始めました。

続けて、加藤さんは「全く答えられなくて。そしたら『愛すること。まず、あなたが愛するの』って言われて、それからですね。愛する人を愛そうっていうふうに歌を書くっていう」と忘れられない母親の言葉を明かします。

この話を聞いた千葉雄大さんは「何かすごい刺さりました。愛そうって思った」とコメント。

また、加藤さんはライブの最後には「愛し愛され生きてください」とファンに向けて母親の言葉を伝えていることを語りました。

今回の放送について、ネット上では「お父さんは自分の父親と同じに早くに亡くなったみたいだけど、お母さんから貰った言葉を糧に、ちゃんと体現していて凄い」「『愛し愛されて生きてください』ミリヤさんのコンサートでの最後の言葉からの、尾崎豊の I LOVE YOU はとても素敵で『まずはあなたが愛するの』というお母さんの言葉が心に染みてきました」「ミリヤさん、かっこよかったです。I LOVE YOUも沁みました」などのコメントが上がっています。

加藤さんの「愛し愛され生きてください」という言葉が素敵でしたね。

また、尾崎さんに影響を受けて、その年齢の時に感じた事を歌に反映させているというエピソードを興味深く感じた人も多かったのではないでしょうか。

【番組情報】
MUSIC BLOOD
https://tver.jp/corner/f0089493

(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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