10月30日、お笑いタレントの水道橋博士が自身のYouTubeチャンネル「水道橋博士の異常な対談 〜Dr.Strangetalk〜」では、フリーアナウンサーの徳光和夫さんとの対談の様子を配信。その中で、徳光さんが明石家さんまさんとの関係性について語るシーンがあり、注目を集めました。
(画像:時事)
■徳光和夫、明石家さんまと"共演NG"の深い因縁ついに激白!「さんまちゃんは面白くない」
今回の動画では「僕がね、この会でどうしても聞きたいのが...」と話を切り出した水道橋博士。
水道橋博士は、以前徳光さんが司会を務めていたテレビ番組をあげ、その中で徳光さんが"明石家さんま"という名前に異常に反応していたということを指摘しました。
水道橋博士曰く、その当時徳光さんは「さんまちゃんは面白くないよ。(島田)紳助師匠は面白いけど、さんまちゃんは面白くないよ」といった発言をし、他の出演者を困らせていたのだというのです。
これを笑いながら聞いていた徳光さんは、なんと「さんまさんの面白さが当時よく分かんなかった」と、正直に告白。島田さんが辞めたことがきっかけで「そうかこういうことだったのか」と、さんまさんの面白さというものにようやく気付いたのだと明かしていました。
水道橋博士は「よく"共演NG"って芸人の中にもありますけど、芸能界でも一番みんな不思議なのは、さんまさんと徳光さんの共演NGだと思うんですよ。で、言って気付く人はまずいないんですよね」と、独自の見解を語ります。
これに徳光さんは「あーそっかぁ...。そうでしょうね」と、妙に納得した様子でした。
徳光さん曰く、一緒に行動していなくともゴルフでさんまさんが回ったコースを回ったり、以前はよく競馬の話などもしたりと、2人は決して不仲という訳ではないといったようです。
このことから「じゃああれかね、その番組でそういう『さんまさん面白くない』とか言った発言が...もしかするとそれが契機になったのかもしれませんね」と、自身の発言が関西の芸人を通して、さんまさんの耳に入ってしまったのではないかと懸念しているようでした。
■明石家さんまの笑いを理解できたきっかけを語る『さんま=キャッチャー』
「言い方ちょっと悪かったかもしれませんが、あのさんま師匠の笑いがね、よく分かんなかったんですよ」と、本音を吐露した徳光さん。すると、さんまさんの人の扱い方を野球の"キャッチャー"と見立て始め、話題を広げました。
水道橋博士も、島田さんのことを『頭脳的なピッチングをする人』、さんまさんを『相手の言葉を受けて構成していくキャッチャー』と例えます。
それまで、さんまさんのことも島田さん同様"ピッチャー"だと思い込んでいたという徳光さんは「そういうことがようやく分かったっていうことですね」と、改めて島田さんとさんまさんの違いに気付き、さんまさんの笑いが理解できたそうです。
その当時、攻撃的なストレートを投げる芸が好きだったようことから、当時のさんまさんにはその姿は見られなかったという徳光さん。「しゃべる方で、かなりやっぱりその魔球を投げたりね、七色の変化球を投げたり、ものすごいストレートを投げたり、そういう芸人さんなんだろうと思ってたら『あれ?いつ投げんのかな?』っていう。それが非常に不思議でしたよね」と、自身が抱いていた過度な期待とのズレも感じていたのだと、赤裸々に語ります。
最後は「そういう観点からすると両方とも大天才ですよね」という水道橋博士の言葉に、「そうですね!もう今拝見してると、ほんと凄いなって思いますね!」と、大きく頷いていた徳光さんでした。
■徳光和夫の告白に視聴者から様々な声
ネットでは「徳光さんにさんまさんとのご関係という話題につっこんだところから、インタビューのスタンスの違いまで話が発展して非常に興味深い内容でした」「徳光さん、今でも、さんまさんのことを理解出来ていないのではないか。ただ、笑いは相性のようなものだから仕方がないけどね」「要は共演したいけど誤解ばかりされてできないということかな」と、視聴者から様々な意見が上がっていました。
この他にも動画内では、徳光さんがインタビューをする上での心構えや、フリーアナウンサーに転身するのを決めた理由について語られるシーンもありました。
徳光さんとさんまさんの関係性を知ることができる貴重な対談。水道橋博士がうまくトークをリードしたことが、今の徳光さんの素直な思いを打ち明けるきっかけになったのかもしれませんね。
【番組情報】
水道橋博士の異常な対談 〜Dr.Strangetalk〜
https://www.youtube.com/watch?v=deUHxzsAa_E
(文:椎七みつばち/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)