麒麟の川島明さんと女優の土屋太鳳さんがMCを務める音楽番組「シブヤノオト」(NHK総合)。10月16日放送回ではダンサー・振付家のTAKAHIROさんが出演。櫻坂46の楽曲「流れ弾」について、振付に込めた意味やメッセージを明かし、話題になりました。
■TAKAHIRO、櫻坂46『流れ弾』振付に込めた想いを語る!
📢今夜23:10~ #シブヤノオト 生放送
🌸#櫻坂46 からメッセージ🌸
「#流れ弾」をパフォーマンス💕そして、#DANCELab 第2⃣弾‼#TAKAHIRO さんに、 #流れ弾 の振り付けについて
詳しく聞いちゃいました😍#櫻坂46らしい#格好いい#ストーリー性のあるパフォーマンス#楽しみ☺ pic.twitter.com/cQGILlYw0G— シブヤノオト (@nhk_oto) October 16, 2021
TAKAHIROさんは欅坂46時代から櫻坂46と改名した現在に至るまで、全シングル表題曲の振り付けを担当。今回の放送ではあらゆる角度からダンスを深堀する企画「DANCELab」に登場しました。
10月13日に発売された最新シングル「流れ弾」の振付テーマについて訊かれ「私は振付と言う何かをつけるのではなくて、この曲は彼女たちの中にあるものをより表面化させる。それが今回の振りなんだと思います」と答えたTAKAHIROさん。
センターを務める田村保乃さんと他のメンバーが対峙する前半部分について「グループと個に分かれている。社会と一人の人間というのでしょうか。世の中の社会の対立構造っていうのを見せた方が今回は伝わるんじゃないか」と解説します。
続いて、最初に作ったパートについて尋ねられると「サビからです」と回答。「一番初めのところから作りました」と明かし「踏み込みを強くしています。地面に対してドンっと自分が深く突き刺すようにすることで自分たちを引き込もうとする何かに対して意思があることを見せようという振りが結構入っています」と説明しました。
■TAKAHIROが「表情が一番伝えたい」!気迫あふれるパフォーマンスを土屋&川島も絶賛
特に意思を力強く表現した部分として、メンバーが赤い衣装を身にまとって激しく踊る「ラストのサビ」を挙げたTAKAHIROさん。
「一人一人が同じ振りをキレイに揃えようとする訳ではなく、できるだけパワーを出せる大きな動きにすることで、個々の自分のエネルギーの出し方というのを追求して欲しいと思って作っています」と語ります。
続いて最もこだわった部分について訊かれると「最後の目です」と回答。「どうやったら一番メッセージが強く伝わるか、まさにSNSの時代の中で日々、流れ弾・言葉の銃に打たれ続けている彼女たちだからこそ伝えるものがあるんじゃないかな」という思いを込めた事を明かします。
その上で「最後は振付という形ではなく、彼女たちの表情が一番伝えたいところです」と語りました。
そんなTAKAHIROさんの振付について「すごくエネルギーを生むダンスだなって言う風に思って。テクニックだったり、表現、パワー、その全部が結合されていたので。あとラストの目って言うのもすごく印象的だと思います」と感想を口にした土屋さん。
実際にTAKAHIROさんの想いに応えて、櫻坂46が自身の内なるものを表現した渾身のパフォーマンスを披露すると、川島さんと一緒に「すごい!気迫が波動になって伝わってきました」「かっこよかったですね」と絶賛していました。
■「聞き入ってしまう」TAKAHIROの熱い思いにファンも感動!
今回の放送に対し、ネット上には「TAKAHIRO先生の楽曲への想いが熱すぎて、聞き入ってしまう」「一番心が打たれたのはTAKAHIRO先生の言葉。普通に生活してたら浴びせられることも無い言葉もたくさん浴びて傷つきながらもそれでも前に進まなきゃいけない彼女達の強さは本当に素敵だと思います」「ダンスのズレすらも意図的にやって、作品に組み込んでる。TAKAHIRO先生の頭の中と感受性、想像力、その先生の指示を理解して完璧に表現する櫻坂メンバーやっぱり凄い」など多くのコメントが投稿されていました。
楽曲の振付に込めた想いを語るTAKAHIROさんの熱い姿が印象的でしたね。
メンバーだけでなく、ファンからも「TAKAHIRO先生」と敬称で呼ばれるTAKAHIROさん。改めて、その絆に胸を打たれたという方も多いのではないでしょうか。
(文:こじこじ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)