欅坂46『サイレントマジョリティー』誕生秘話!作曲のバグベアが語ったウラ話「アイドルという事は…」

投稿日:2021/09/13 15:32 更新日:

9月12日放送の「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)では、音楽ユニット・バグベアが欅坂46「サイレントマジョリティー」誕生秘話を明かし話題を集めました。

ライブ

■欅坂46デビュー曲コンペのお題はざっくりだった?「アイドルという事は…」

今回はレコード会社などが多くの作曲家から広く楽曲を公募する"楽曲コンペ"の実態に迫る企画が放送されました。

この中で、欅坂46(現:櫻坂46)のデビュー曲の話題に。この時の公募は細かい曲の指定がないコンペだったそうで「サイレントマジョリティー」を作曲したバグベア・こぎみいいさんが「すごい自由度が高い感じだったよね」と振り返ります。

ここみらいさんも「うん。なんかアイドルという事は気にせずに耳に残る曲っていう結構ざっくりとしたお題」と語りました。

■欅坂46『サイレントマジョリティー』誕生秘話!作曲のバグベアが語ったウラ話

続けて、こぎみいいさんは「結構、秋元(康)先生の場合は割とそういうなんかこう自由に今まで聴いたことないものを(欲している)…みたいなのがあるんですけど。でも実はうちらはそれがすごいやりやすくて、自分を出した方が伸び伸びできるって感じで」とコメント。

ちなみに、オーダーを受けたバグベアは「路地裏で苦労する若者の姿をイメージ」して曲を作ったそうです。

こぎみいいさんは「自分たちが原宿の裏通りがすごい好きで、そういう所をいつも歩いてると、結構たくさんある専門学生たちが路地裏にしゃがみこんで苦悩してる姿みたいなのをいつも見てて。自分的にはこの子たちの苦労っていうのは絶対物語にしていつか曲にしなきゃいけないなって思ってたんですよ」と使命感に駆られて作曲を行ったことを明かします。

また、こぎみいいさんは「それでこういうのが来た時にちょっとアイドルらしくないって言われて…。自分たちが思う東京のイメージはこっちだ!と思ってポンって出してみたんですよね」と女性アイドルとしては異例の低音のメロディーで、若者の苦悩を表現したと力説しました。

■『サイレントマジョリティー』の作曲でこだわったポイントとは?

「サイレントマジョリティー」について、バグベアは、よりサビのメロディーがドラマチックに聴こえるようにサビ中に音程が1.6オクターブ上下するように作曲したそうです。

そのことについて、こぎみいいさんは「結構他の作曲家さんの曲とかでも、サビの中で 1.6動くっていうのは多分少ないと思うんですよ」とコメント。

さらに「例えばR&Bとかこう一気に張り上げるみたいなので、1オクターブ飛ぶとかそういうのというよりは…。すごく流れがキレイな中で、低いところから上までやるっていうのをやることによって…なんだろう? ストーリー性がすごく増す」と作曲を行う上でのこだわりを明かしました。

今回の放送に対して、ネット上では「関ジャムにてサイマジョが…改名してもこうやって受け継がれてるって凄いと思う!このバグベアさんの話をきいてまた曲の聞き方も変わるしほんとに欅坂が好きだと思いました」「関ジャムって絶対欅坂46好きですよねテレビから欅流れてくると泣きそうになる」「バグベアのサイマジョ作曲過程を聞いてまた欅熱が上がってきた」などのコメントが上がっています。

作曲を担当したバグベアが明かした「サイレントマジョリティー」誕生秘話に興味を持った人は多かったようです。

曲に込められたテーマも作り込まれていたため、改めて「サイレントマジョリティー」を聴いて、それを感じたいと思う人もいたのではないでしょうか。

【番組情報】
関ジャム 完全燃SHOW
https://tver.jp/corner/f0082923

(文:かんだがわのぞみ)

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